杷木 その６

３月２６日（土）

今年もまた「朝倉市国際子ども芸術フェスティバル」通称杷木フェスの季節になりました。
２００７年から毎年この杷木フェスに参加しているＴｅｒｒｏｒ　Ｊ（ザパリ研究所）のみんなが、今年も杷木に来ていて作品作りをしていると前々から電話をもらっていたので、今年も楽しみにしていました。
ここ３年くらい一緒にＴｅｒｒｏｒ　Ｊ（ザパリ研究所）の公演を観に行っているハヤマンと、今年も杷木へ向かいます。

と、その前に！
ただ杷木へ行くだけじゃもったいない！
去年と同じく公演の前に日田まで行って日田焼きそばを食べよう！！と言うことで、まずは日田市へ向かいました。

今回行ったお店は「天龍」ってトコ。


ガラガラとドアを開けるとカウンターが６席くらいと、奥にテーブル席＆座敷が。
結構お客さんが入っていたのですが、カウンターが空いていたので３人で着席しました。
うちのダンナさんとハヤマンは普通の焼きそばを、私はしいたけ焼きそばを頼み、出来上がるまで待っていたのですが、入店してから約１０分程度でこのお店の問題点がいくつも見えてきました。
どうも家族で回しているお店のようなんですが、接客している息子（推定年齢３２歳）の動きが甚だ悪い！
込み合っている店内なんだからもうちょっとテキパキ片付けしたり注文とったりすればいいのに、逐一動きがのろい！お客さんが入って来ても「いらっしゃいませー」の一言もない。
お冷が出てこないので、気の利くハヤマンがセルフでお冷を持って来てくれましたが、そういう仕事も息子の仕事なのでは？
注文を受けたのは自分のはずなのに、出来上がった焼きそばがどこのテーブルなのか分かっていない様子も見受けられ、とにかく息子の出来、悪すぎ。
色々と問題がありそうなお店でしたが、焼きそばは美味しかったですよ。

私の頼んだしいたけ焼きそばは普通の焼きそばの上にしいたけの煮たヤツがのっかっていて、その真ん中には生卵が落とされていて、まろやかで美味しかったですよ。

焼きそばを美味しく食べ、じゃあお会計を・・・となった辺りで、問題な息子（推定年齢３２歳）の大問題を目撃！
１人で来ていたちょっと年配のお客さんがお水を飲みたかったらしく（そういえばそのお客さんにもお冷は出ていなかった）「コップないですか？」と息子に訊くと、その息子の返事が「あー、ちょっと今ないですね」
Σ(￣□￣;)！！
バババババッカじゃねーの？
「コップないですか？」はイコール「お冷くれ」だろ！
息子の目の前には別のお客さんが使った使用済みコップがあり、息子が手際良く洗ってしまえばコップはあるのだ！！
心の中で「洗えよ！」と突っ込んだのはもちろんだ。私がその返事をもらったら即座にそう言い返すハズだった。
が、おとなしい年配のお客さんは「ああ、そう・・・」と引き下がってしまった。
うーむ、残念。キレてくれたら面白かったのに。
お店を出て、この店は毎日があの状態なのか！！と３人で喧々諤々。
繁盛してそうなのに、そして結構昔からやっている老舗そうなのに、あの調子でやっていけるなら日田という土地、よっぽどぬるいぞ！

美味しかったけど問題の多い焼きそば屋を後にし、高速に乗ってあっという間に杷木です。
今回で６回目の杷木。
杷木フェスで来ることしかない場所ですが、毎年毎年訪れているのでなんとなく懐かしい気持ちになります。
今年のＴｅｒｒｏｒ　Ｊ（ザパリ研究所）の作品は２つありました。
「ソムイヤギ（しまものがたり）」と「ゆめ」です。
ソムイヤギは何度か観たことあるのですが、「ゆめ」は新作です。しかもいつもは役者をしているウンミが演出です。
今日は「ゆめ」の公演日だったので、ちょうど良かったです。
終演後にみんなでパチリ。実際に使ったダンボールで作ったカツラをかぶって記念撮影です。


去年と一昨年は泊りがけで来たのですが、今年は日帰り。
せめて温泉には入って帰るぜ！
と、車を走らせているとなんともまあ春らしい景色が目に飛び込んできました。

いちめんのなのはな　いちめんのなのはな・・・。山村暮鳥の詩です。
一面の菜の花はそれだけでとっても癒される景色ですね。

今回の温泉は筑後川温泉にある「つるき荘」ってトコの立ち寄り湯に入って来ました。

筑後川温泉のお湯はどこもつるつるぬるぬるのしっとり系で、お湯がとってもやわらかく気持ちいいのが特徴です。
ここもとってもいいお湯でした。

焼きそば食べて、お芝居観て、温泉にも入って大満足の１日。
運転してくれたハヤマン、ありがとう。来年もよろしく！
また来年、あの問題な息子がどうなっているか見てみたい気もするけど、きっともう行かないだろうな＞天龍。