ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

思い出話

2007年04月12日 | 日記
4月12日(木)



もう10年以上昔に、インドネシアに行った時。
道端とか木陰とかに労働意欲をほり投げて、ぼんやりしている人をたくさん見かけた。
この暑い中「労働」なんてしたくねーだろうなぁ。そうだろうなぁ。わかるなぁ。
そう思っていたが、労働意欲を失っている人ばかりではなかった。
ちゃんと働いている人もいたのだ。

インドネシアの中心部は、かなりの車社会で渋滞もひどかった。
労働意欲のある人達は、その渋滞している車のスキマを縫って
水とか新聞紙とか何だか良く分からない物とかを売っていた。
売る物がない人は、ただ物乞いをしていた。
そしてそんな中、「浮き輪1個」を売っている人がいた。
かなり大きな浮き輪だった。
それを首にぶら下げて、ただひたすら渋滞している車のスキマを歩き回っていた。

あれが売れたらその日の仕事はもう終わりなのか?
いくら売り上げたら暮らしていけるんだろうか?
海は遠いのにここで浮き輪を買う人っているのか?
てか、もっとたくさん持って売り歩けばいいのに・・・。

疑問はたくさん湧いて来たが、答えは1つも見つからなかった。

ドーナツをみたらそんな事を思い出しただけの話だ。
コメント
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