ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

劇団木花「ロミオとジュリエット」幻編

2006年07月21日 | 日記
7月21日(金)

昨日の流れでは、これで木花とのお付き合いもおしまいかなーとか思っていた。
しかし、夜にS藤さんから電話が。
「ワークショップの振り付けがまだまだ厳しいんで、明日またワークショップの時に通訳で付いてもらってもいいですか?」
「私が必要ならそれは構いませんよ(迷惑かけたんだからそれ位はやりますやります)」
てな感じで、今日も劇場にやって来た。

13時からワークショップ参加者の稽古。
ワークショップとは言いながらも、実際に踊りのシーンとかに出なきゃいけないので
振り付けを覚えないと始まらない。
男性の踊りは割とゆっくりしてるので大丈夫そうだけど、
女性の踊りはかなり早い。
そしてしつこいようだが長い。
それでもGIGAの女の子、Aゆみちゃんは、若い笑顔でついて行ってる。

すごい・・・
私なんか朝起きたら、体が自分のモノでなくなったような感じがして、体を動かす度に

「アタタタタ」
「ぬおっぐぅ」
「いのわぁーー」

と、奇声を発しないといけないのに。
若いってステキね・・・

それはともかく、AゆみちゃんもK君も頑張って、なんとか踊りも出来るようになり、稽古が終了しようとしたその時、
木花のメンバー、スミさんが突然言った私への言葉。

「オンニ、もし簡単なシーンなら、オンニも出たいですか?」
「そりゃ、私に出来るシーンがあれば・・・(何人かの人には私、木花に出ますって言ってるしね。)」

そんでもって突然にも程がある位いきなり、私も出演する事になってしまった。

(でも今稽古終わったじゃん。どうすんの?)
「オンニ、順番だけ覚えて。1回やりましょう。はいっ!」

簡単な踊りを10分位で教えてもらって
「はい、じゃあそれで」

・・・・・・???
おわ り・・・?
いやいやいやいや、それはないでしょう?
え?ホントに?
え?今からゲネ?
演出のオ先生のテンション、メチャ高いし・・・。
(((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
そんなんで良いワケないじゃーーーーんじゃーんじゃーんじゃーん(エコー)

仕方なく衣裳に着替え、居場所もなく楽屋をうろつく私。
大体私の出るシーンってどこよ?
何回か通しを見て、流れはあらかた知ってるとは言え、どのシーンの後なのかなんて分かるかよ。
ソデにいたら誰かが教えてくれるだろうと、とにかくソデで待機。

そして・・・・・

ここだっ!
出ろっ!!
笑顔だっ笑顔っ!
ジャーンプっ!
笑顔ー
いちにっさーん、いちにっさーん、いちにっさーん
♪エッヘェエッヘッ ユモッ
笑顔でー
ひだり、みーぎ、ひだり、みーぎ
♪パッピンスヌン マシッソー
ひだり、みーぎ、ひだり、みーぎ
足あげてっ!
回って退場ーーーー。

全然出来とらん・・・・。
え?もう開場?
ゲネ、最後まで終わってないよ?
え?客、入って来た?

やばいよやばいよ(出川)
本番だよ本番。
あー、どうしよどうしよ。
なんて事を言ってる内に本番が始まり

そして・・・・・

ここだっ!
出ろっ!!
笑顔だっ笑顔っ!
ジャーンプっ!
笑顔ー
いちにっさーん、いちにっさーん、いちにっさーん
♪エッヘェエッヘッ ユモッ
笑顔でー
ひだり、みーぎ、ひだり、みーぎ
♪パッピンスヌン マシッソー
ひだり、みーぎ、ひだり、みーぎ
足あげてっ!
回って退場ーーーー。

正味1分位か?
私の出番は終わった。

「は?きたむー出てた?」ってくらい幻的な出演だった。
幻となった出演に相応しいね。

と言う訳で、わたくし一瞬だけ出演しております。
チケットはかなり人気で当日券しかないそうですが、私のハレの出演シーンを観に来るようにっ!
そして舞台の始まりから終わりまで
「きたむーはどこだ!」と集中して観るようにっ!

はぁ、明日は2回も本番があるのか。
明日はもうちょっとちゃんと踊れるようにしなくっちゃね。
コメント (2)
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