朝の7時からお迎えがあり空港へ。9時半の便で余裕がある。送迎の方は旅行会社の社長の夫でコンサル会社の代表、MIT Sloan 90年にはファカルティと学生の立場で、MNCsのプログラムの評価や修正に関わったとのこと。現在のボストンはITからバイオに産業が変化し、バイオ長者が都心の高額住宅を買っているとのこと。普通のアパートでも都心なら月$2,000位の家賃になっており、生活費は全米3番目の高さとのこと。確かに円$レートが125円では割高感がある。
ニュー・ヨークのJFK空港には11時前に着いたが、荷物が出るのが12時前と1時間待ち、アメリカを感じる。ミッドタウン・ヒルトンに1時過ぎについて荷物を開けるとはや2時に。近くのParker Meridian内にあるBurger Jointに行くと30分待ち。ホテルのフロント横だがラーメン屋の雰囲気はビルの中にある札幌の元祖味噌ラーメンを思い出す。各国語で注文の案内と表があり、チーズ・バーガーのミディアムとミディアム・レアにしてマヨネーズのみ抜く。フライは大量でケチャップがあう。肉肉しいハンバーガーでどうにか最後まで食べきった。170gだが脂がグリルで落ちているが、荒々しい。
連日の早朝からの活動で疲弊。ボストンとニュー・ヨークは京都と東京くらい違う。東京を3日で見るのは無理であり、ニュー・ヨークでも限定して見るつもりだ。お腹一杯で、まずはホテルで休養してからだが、絵を見る気にもならない疲れ方。2時間お昼寝、休養。
19時過ぎに買物から帰った愚妻を誘って、やっと出歩く。一寸歩いて、ヘルムズレー、メット・ライフ(旧パン・ナム)を通り抜けてグランド・セントラル・ステーションのオイスター・バーに。グリルに陣取り、マンハッタン・クラムチャウダーが鉄の容器に入ったものがテーブルで皿にあけられる。ハーブ類が効いてなんともおいしい。ニュー・イングランド風より好きだ。(昔は、Legal Sea Foodsにもあった)卓上のサルサ・ソースが抜群にあうと分かりどしどし入れる。ウエイターがびっくりしている。薄めのパンが独自。バターの味も良い。フライド・オイスターは厚い衣がFish&Chip風。うまい、フライド・ポテトとの相性抜群。地元のビールが美味しく堪能。
42nd St.を西に、Times SQに。新宿歌舞伎町みたいな賑わいで昼みたい。大手企業の看板、ディスプレイが多い。広場の観光客はディスプレイに写る仕掛けが大うけ。NYPD(ニュー・ヨーク警察)が要に立地、向いは軍隊募集所と面白い。上がった角にはTKTSの上に、見下ろし座席。自由の女神(男性)やミッキーとミニー(近くではディズニー関連のミュージカルも多いため本物なのだろうか)、スパイダー・マンのコスプレ。アメリカの赤・青のボディ・ペイティングで殆ど裸の女性二人組(近くのお店の宣伝かも知れない)。なぜか騎馬警官が3頭の馬に跨る、ボストンの公園を思い出す。11時前でも大賑わいで安全で人通りも多い。観光都市として再生しているのを感じた。愚妻は近くのM&Mのお店で色々物色。札幌ラーメンが$10で盛業だが、Tax&Tipで1,600円位のお値段か。物価は本当に高い。
大きなWベッドだが、軟らかい。腰と肩が疲れる。その他はヒルトン流の合理的な配置。冷蔵庫のないかわり、製氷機とバスケット。1階にコンビニがあり、お金を使ってというしくみだそうだ。
疲れがなんとも。2時間の昼寝で大分回復。午後の小雨で気温が一寸上がるが、長袖にジャケットが不可欠。