私は毎年お正月に、必ずお雑煮をつくります。
材料は、鰹・昆布出しに、ハマグリ・椎茸、白菜・三つ葉・などの野菜・
そして、蒲鉾・焼いた御餅を入れてつくります。
お雑煮をつくりながら、何時も思い出すことが有ります。
私の古里は、広島県の山間部で、島根県堺に近い田舎です。
その田舎で、お正月の決まり事として、変わった習慣が有りました。
元日のお雑煮は、男性がつくる、と言う習慣です。
もちろん、材料の準備や下ごしらえは、女性がするのですが、
元日の朝、一番に台所に立ってお雑煮をつくるのは男性に決まっていました。
父だけの年とか、兄と男二人でつくることも有りました。
そう言えば・・何故そうするのかは・・聞いていなかった・・・?
きっと・・大晦日まで忙しく働く女性に、労いの気持ちを込めて・・
そうしたのではないかなと・・私はず~っと思って来ました。
父や兄が忙しそうに、白い割烹着を付けて、
雑煮をつくり皆の前に並べてくれた時、
それを見る、母の嬉しそうな笑顔を私は、今も覚えています。
戦後のまだまだ厳しかった時代、粋な優しい習慣だな~と思います。
もし願いが叶うなら、もう一度、あの父のつくってくれたお雑煮が食べたいです
(写真のお雑煮は・・さつきのつくった雑煮)
私のは「鶏と白だし」で作るもので、
中身はおやし(大豆もやし)としいたけと
おもち(だいたい、水餅にして柔らかく煮ます)
というものです。
大豆もやしを入れるとお餅がくっつかないので
便利なんですよぉ~。
そういえば、うちの祖母も母もこの手のしか
作ってなかったので、飾り切りのかまぼことか
三つ葉とか入った上品な雑煮を見ると
ちょっと感動です♪
風邪はよくなったでしょうか。
この冬の風邪はしつこいですので、
お大事にしてくださいませ。
(かまぼこの飾り切りは、こんな風に出来た蒲鉾を買いました~!)
ゆんちゃんのお雑煮、美味しそうですね
食べてみたいです。
風邪は大切にまだ持っています。
仕事が始まるので・・気合で吹き飛ばす・・予定です。
そちらも寒そうですね、風邪引かないように気を付けて下さい。