日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

155年前に建てられた石燈籠

2011-03-23 | 日々つれづれ
広島市西区高須3丁目にある大歳神社、この神社の石段の前、
道路をはさんで向かい側に、大きな石燈籠が建つています。
先日、地元のことにお詳しい方からお話を聞いて、
随分古くからここに有ることを知りました   

  

     この燈籠には建てられた年号が彫られています。
     写真では文字が薄くしか見えませんが・・・ 

     安政三年 丙辰九月吉日 とあります

 そして、その燈籠の右下にある石に、小さな穴が出来ています、
 燈籠の屋根の部分から落ちる水滴で出来た穴だと思われます 

       

一滴一滴と落ちる水滴で石に穴が出来る、凄いな~と感動しました 
そこで、安政三年から平成23年までは、何年かかったのかと、
調べてみたら・・・なんと155年でした 

なにげなく見ていましたが、これは唯の石燈籠では有りませんね、
そこに建つ意味を知れば、この地の大切な歴史の遺産でした。 

155年前からここに建っていたなんて本当に凄い・・・
今日は、この燈籠の存在と水滴の穴に長い歴史を感じました 。