1969四国の旅:その1
どっしりとした構えの門、奥には風格のある玄関がかいま見える。讃岐の金比羅さんの門前にあった(!)旅館虎屋の前で撮っていた。
“北へ南へ東へ西へ”と全国を巡ってきて、足を地に着けていなかった福岡と佐賀もこの夏踏破して、掲載出来ていないのは、岩手県・大分県・熊本県・沖縄県、そして四国4県のみとなった。沖縄県と徳島県は足を踏み入れていないのでいずれ訪れるとして、その他は画像がある?いやあるはずだ!時期を見て掲載!?!??・・したい!
冬の旅は数少いのだが、一月の長旅に唯一四国の旅があった。しかし、40年前、しかも新婚旅行での旅ただ一度しかない。今の妻(もっとも、今までにkoba3を拾ってくれたただ一人のひと(女)だが)との初めての旅、当然いつも写真の中央に新妻がいる。風景のみの画像は僅かしかない。“のろけ”のようで今まで除外していたが、旅を語るのに四国は欠かせないし、当分行かれる余裕もないので取り上げてみた。若き日の二人だから今の姿と重ねるのは難しいので、画面を壊さず本人の怒りに触れない程度の修正に留めた。(自慢ではない為念)
冒頭の虎屋、現在の姿はと思いweb上で検索したら、とんでもないことになっていた。建物は年代物のまま保存されているが、本業の旅館は幕を下ろして、副業で始めたそば屋が栄え、名をはせていた。webから借りてきた映像ではあるが・・・。
独身時代、国民宿舎や駅前旅館の木賃宿を定宿としていたので「旅館・ホテル」には疎く、新婚旅行であるからそれなりの旅館をと、大手旅行代理店の「日本交通公社」に選定を依頼したが、「虎屋」だけは、天皇の宿・木造の磨き抜かれた風情をガイドで読んで指定した。もっともこの日、宿泊客が少なく全館の暖房は切られており、部屋に石油ストーブが運ばれてきた。これらの客対応が幕を下ろした原因とは思えないが・・・。
虎屋を出て、金比羅さんの785段の石段を前に、さあ出陣の時!
紙焼きはアルバムにしっかり整理してあり、スキャン出来ないのでネガを一部だが探し出したが、予想通り退色が激しく修正のしようがない。カラーだからセピア色ではないが、おもいでの写真集としてシリーズとしてみた。元新妻と若き日のkoba3も随所に現れるが、乞御免!
40年前の思い出写真、興味深々です。少し解説が引き気味です(笑い)。どうぞざっくばらんに、期待大であります。
金比羅様には60年前に行ってます。
何しろ新婚旅行ですから、最愛の新妻のアップと三脚据えた熱々写真ばかりで、処理し切れません。厚顔承知で続けます。