北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

続・列車の窓から :埼玉県から日光男体山

2009-02-04 12:11:57 | ぶらり旅

 最近の旅は殆ど車に頼っているので、新幹線など鉄道に乗ることは極端に少なくなっています。昨年の4月、京都行き以来でしょうか、上越新幹線は昨シーズンのスキー行きに1度乗っていますが、往復とも日暮れていました。往復日暮れてからははいつものこと、表の景色を見ながら乗った記憶は殆どありません。

 上里S.Aを過ぎ上越新幹線新設された本庄早稲田駅近くで、関越道と交差します。いつもこの辺り、花園I.Cを頭に渋滞するのですが、2月1日は日曜日というのに、多めの車の量ではあっても、スムースに流れているようでした。



 本庄早稲田駅に入る頃には、前日光の山並み越しにはっきりと男体山、右奥に女峰山が見えていました。



 更に進んで角度が変わると、左手に僅かですが日光白根山も見えてきました。



 本庄早稲田駅は新設駅ですから、駅前はまだまだ整備の始まったばかりの段階ですが、景気減退の今「浦佐駅」の様に30年経っても何もない駅前になりかねません。地元にとっては、待望の新幹線駅なのですが・・・。



 埼玉県を走る上越新幹線上から日光の山々が見えるなど、今まで考えてもいませんでしたから関心もなく、30年以上もの間気が付きませんでした。この日は空気が澄んでいて、遠くが望めたのでしょうか。地図上で見ると、日光前山を貫いて渡良瀬川が流れています。当然山並みが低くなる箇所がありますから、その隙間から男体山が顔を覗かせるのかと、独り納得しました。

 熊谷、大宮間で、右車窓遙か遠くに富士山が見える場所があります。残念ながら熊谷乗車の客で窓際は全て占められ、移動出来ず確認も撮影も出来ませんでした。それではもしかしてと窓外に目をこらしていると、大宮に近づき遮るもののない関東平野です、建物の彼方に山が現れました。関東平野の端にある山、形からも“やまちゃん”の「筑波山」に間違いはないでしょう。



 久しぶりの列車の旅、自分で運転する車と違って、景色も“お酒も”堪能出来て幸せでしたが、指定席が満席で自由席がガラガラとは!?!バブルの頃の列車増発増発の熱気は、何処へ行ってしまったのでしょう!



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