北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

記憶がはっきりしない旅 京都御所:京都府京都市

2010-01-29 14:06:25 | 思いでの写真館

 毎年のことですが、冬の間は「旅のブログ」は端境期になります。スキーを除いては、というよりスキー最優先ですから、手持ち資金と時間はスキーに費やしてしまいますから旅はほとんど割愛してしまいます。雪山は体力も気力も続きませんし、未知の世界ですから耳学問ですが、冬山は晴天の日は少なく吹き荒れれば寒さで凍え、何のために登るのかが未だ理解出来ていません。その上遭難が怖くて実行したことがありません。ということでこのブログも更新が途絶えがちになります。それではならじとネガホルダーを探ってみても、収穫は少ないのです。それでも3月の終わりから4月始めにかけて学生時代は期末休暇でしたから、スキーから帰った後(スキーは贅沢として年間の回数を制限されていて、小遣い不足に陥って)時たま学割利用(当時学割は料金半額で、普通夜行列車が学生の定番!)夜行列車の安旅に出ていたようです。

 1960年ですから、大学入学して一年終えた4月初旬のネガがありました。もちろんモノクロですが、一枚目に和服の女性が舞台でポーズを取っていました。



 記憶を辿ってみると、京都西陣織会館でのファッションショーのようです。夜行列車で京都入りして定期観光バスに乗車、最初が西陣でした・・・とやっと思い出してきました。和服の女性とネクタイスーツ姿で観光、今とは随分違っています。そしてこのコースに乗った目的は京都御所にありました。当時も今と同じ事前に参観の手続きなどが必要なのかははっきり記憶していませんが、観光バスなら無条件で入場出来ました。京都は中学の修学旅行で行ったきりだったので、大して多くを観覧していた訳でもなく、何処へ行っても殆ど未知の場所だったのです。京都御所の紫宸殿がフィルムに保存されていました。



 最初ネガをスキャンしても、そこが何処かは判断出来ませんでした。二条城かと考えwebサイトで見比べても合致しません。記憶を辿って西陣織会館周辺での観光場所を探ってみて、画像の橋の形が「御池庭」のそれと一致して、やっと京都御所であることが分かりました。



 松の向こうに建物が見えていますが、塀の外の京都御苑なのか御所内なのか分かりません。それ程記憶が薄れてしまいました。



 一昨年春の京都旅行で京都御所の特別公開と出会い、事前手続き無しに入場出来ると知り勇んで門前まで辿り着いたものの、時間に間に合わず残念な思いをしました。今一度と考えていたのですが、50年前に既に実現していたとは!!西陣のファッションショー以外記憶が途切れ途切れなのは何故???



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