北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

ヒスイ原石を求めて! ヒスイ峡:新潟県糸魚川市

2011-06-18 12:26:47 | 水のある風景

2011金沢の旅 その14

 ヒスイ海岸から親知らず方向を眺めてみました。切り立った断崖が親知らずの辺りでしょう。目をこらすと少し手前海からそそり立つ橋脚がおぼろに見えていました。親知らず子不知の絶景をいつかはこの目で見てみたいと思っているのですが、国道8号線も北陸道も肝心の所はトンネルでくぐり抜けてしまいます。



 確認はしていないのですが、旧道の旧道が残されているとしたら、徒歩でならいくらかは実感出来るのではないか!いつかは!との思いはあるのですが今回も実現出来ず、国道8号線に出て北陸道へは親知らずI.Cから入りました。しばらくは海の上を走りますから、親知らずの断崖をほんの僅か仰ぎ見ることが・・・出来るはず!!・・・運転者はアップダウンとくねくね曲がる高速道上ではそれどころではありませんから!!

 新潟県に入り糸魚川I.Cで一般道に降りました。今回は「塩の道」(千国街道とも姫川街道・松本街道とも呼ばれることがあるようですが)姫川とJR大糸線沿いを松本まで走る国道148号線で行くことにしていました。安曇野の観光地まではスキーシーズンも終わっていて山間の谷間を走る一本道、信号も交差する道も少なく森林浴をかねてのドライブが出来るはず・・・・。と、寄り道が一カ所予定してありました。雪解け水を集めた絶景の渓谷です。



 小滝の集落から国道を離れ小滝川沿いを上がって行きます。途中川沿いの直行出来る道は崩壊のため通行止めになっていて、山の中を迂回するよう看板が出ていました。そして辿り着いたのが硬玉産地として天然記念物として指定されている「ヒスイ峡」でした。



 硬玉産地として天然記念物に指定されているところは同じ糸魚川市の「青海川」にもあることが糸魚川市のサイトで分かりましたが、「ヒスイ峡」には原石は展示されていません。かってどちらの産地か?(記憶がない)巨大な原石が展示されていたのですが、盗掘により破壊され現在は街の施設に展示場所を移したとか!!周辺の山を採掘すれば「ヒスイ輝石岩」が今でも手に入る???とはどこにも記載が無く、もちろん採掘は禁止されているはずです。一帯は遊歩道が整備されていて憩いの場となっています。



 6月半ばの今はすでに消えているでしょうがGW当時は山影には雪が残っていて、瑠璃色に輝く流れと新緑の若葉、これすべてがヒスイならと思いをはせる岩山、解説なしで画像を楽しんでいます。



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