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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

一攫千金を夢見て! ヒスイ海岸:富山県朝日町

2011-06-17 14:01:54 | 水のある風景

2011金沢の旅 その13

 たった3日のGWの最終日5日・子供の日、前日からの腹具合は回復せず最悪、朝食どころかモーニングコーヒーも受け付けません。結婚式参列という責は果たし、500kmの帰路をひたすら走り抜くこととなります。さてコース選択となりますと、最近北陸道は一昨年は九谷・能登、昨年は柏崎などかなり頻繁に通っています。高速道だけならば6時間もあれば十分ですが、途中渋滞はかなり多く予測され倍以上の時間がかかるでしょう。その上高速道はトンネルや橋、遮蔽壁や切り通しなど、景色を眺めながらのドライブを楽しめないことが多いのであまり好みでありません。しかし、500kmもの距離を一般道だけでは1日では走り切れません。途中の休憩ポイントというよりお楽しみポイントを探りました。

 金沢東I.Cから北陸道に入り市街地が多く巡航速度の遅くなる富山県を高速道で駆け抜けました。砺波J.Cは東海北陸道に入る車はすでに渋滞が始まっていましたが、本線上は無事通過し富山県の外れ朝日I.Cでとりあえず高速道を降りました。そして海岸沿いをしばらく進み辿り着いたのが「ヒスイ海岸」でした。



 海岸といえば砂浜がつきものですが、ここ越中宮崎ヒスイ海岸は親指大かそれ以上拳大に近い小砂利で埋め尽くされ、山中の河原のようでした。

 



 海岸に三々五々ぶらついている人々も例外なく、渚の砂利をくまなくなめ回すごとく眺めながら移動していました。



 中には手に網を持ち長靴履きで戦闘状態、本格的採取姿もありました。もちろんヒスイ探しです。
かって新聞紙上に載った記事で、「観光客の女性が何気なく拾った石が大当たり、本物のヒスイ輝石岩であって数十万円の価値があった」と記憶しています。毎日たくさんの人が訪れ拾ってしまえば無くなってしまうと考えたのですが、波の寄せ引きで水にもまれて角が取れる程丸くなった小石が音を立てて移動をするのです。これだけの強い力が働けば、海の底に数千年も数十万年も眠っているヒスイ輝石岩も次々と浜に打ち上げられ、訪れる人すべてにチャンスがやってくるでしょう!!

 夢は夢として、この海岸堤防の先は松林が続きオートキャンプのサイトも設けられていて、北陸本線の駅も直近にあり一大レジャーゾーンになっていました。夏の海水浴シーズンには大勢の客で賑わうことでしょう。



 夏の喧噪の前静かな海岸で潮騒の音を聞く、青空は現れませんでしたが至福の時でした。




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