2011金沢の旅 その15:最終章
川沿いの道が閉鎖になっていたので、やや広さのある山越えの道を通ってヒスイ峡へ往復しましたが、その途中に静かな池がありました。高浪の池と標識がありました。
池にはボートはなく、最近見ることの少なくなったリヤカーが数台置かれており、春から夏への準備のために置かれているのでしょうか。走ってきた道も最近除雪されたばかりの様相でしたから!ロッジや食堂が数軒有り、木工細工の屋台も出ていました。チラホラとはいえ数組の客も散策を楽しんでいました。
今年は冬の雪が深かったので、GWになってもまだまだ地面や道路脇は雪で覆われていました。近くにキャンプサイトやオートキャンプ場もあり、夏には子供たちの歓声が聞こえてきそうです。キャンプをしながら旅をするワイルド派には知られているかもしれませんが、都会からは目的地として目指すことは少ないでしょう。ハイキングコースやヒスイ峡と組み合わせた軽登山など、静養以外にも行動的にも利用出来そうです。宣伝さえすればリゾート地としては環境が整っているのですが、一大観光ゾーンの白馬や安曇野から奥に数時間車を走らせなければなりませんから、地元の隠れた宝として残されているのでしょう。
国道へ戻り松本に向けて車を走らせます。淡々とした川沿いの一本道、窓を開け空気を一杯吸いながら快適に走ります。長野県に入り小谷村となります。ここまでは初めて走った道でした。小谷道の駅で昼食をして、妻は例によって最後の土産を漁ります。
この先白馬や安曇野にも道の駅はありますが、観光地近くになると値段がグンと跳ね上がり地方特有の隠れた地元の物産も少なく、お土産品中心になり掘り出し物が無くなるのです。前から探していた山椒の小木をゲット、妻が料理に使うのに育てているようですが、虫にやられて数年で絶えてしまうので時々補充するのですが、このところどこでも見かけなかったのです。東京値段の数分の一!!
安曇野を抜け豊科のI.Cから長野道へ入りましたが、大失敗でした。岡谷J.C直前のトンネルで中央道へ流入する車列がすでに渋滞8km、一般道を行き直接中央道に入るべきでした。中央道は大月から先小仏トンネルまで30km渋滞の表示、ということはこの先170kmあまりを5~6時間で走ることになります。まだ車も少なく流れの良い諏訪湖S.Aで早めの夕食としました。暮れゆく諏訪湖、1日余裕が有れば湖畔の温泉でゆったり湯浴みが出来るものを・・・!!!
大月I.C直前でぴたりと停止は午後7時前、少し流れては少し止まるを繰り返し、自宅に帰り着いたのは午後11時少し前、高速上限1000円が終われば、この渋滞少しは解消されるのでしょうか?東北方面8月以降被災者以外にも無料化が実施される方向で検討されているようですが、地元の活性につながればよいのですが、物見遊山で走りっぱなし、お金を落とさず渋滞のみが起こり物流に支障が起きそうな雰囲気もあるとか・・・!!
そして今年のGWは終わり、次は盆休み!!!と・と・と・ザンネン、会の休日当番が中日に入っている!!!
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