2017年夏旅:その6 左岸は静かだった
田代池から踵を返し河童橋へ戻る。田代橋を渡らずに左岸の木立の中を行く。
行き交う人も先行く人も少ない。こちら岸は途中「帝国ホテル」が在るくらいで、立ち寄りスポットはほとんどない。「自然探勝路」はどこからどこまでをいうのかは定かでないが、静かな自然を探勝するにはこちら岸が良さそうだ。
何より梓川の近くを行くので時折流れが木立の間から覗き見える。
流れの彼方には「穂高」「明神」などの峰がある。
時折河原を歩くハイカーの姿もあった。
圧巻は、流れが大きく円を描くあたり、瀬を流れるさざ波の輝き、透明な淵の澄んだ水の深い色合いであろうか。
やがて正面に穂高の雪渓が見えてくる。
その先、昼前よりさらに混雑を増した河童橋に戻る。
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