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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

雨上がりの森林浴は命の洗濯! ケヤキの森・磐梯熱海温泉:福島県郡山市

2009-07-24 15:59:45 | 山歩き

 日曜日、郡山浄土松公園を後に裏磐梯に向かう途中に「磐梯熱海温泉」はありました。深くも大きくもありませんが、ささやかな渓谷に沿って、ホテルや旅館が建ち並んでいました。かっては団体の貸し切りバスが何台も連ねてやって来たでしょう、巨大なホテルも現役で稼働していました。「ホテル華の湯」の一部です。半分ほどしか写角に入らなかったのです。



 道路反対側のプールが賑やかで、子供連れが大勢ホテルとの間を水着で行き来していました。プール脇の大きな駐車場の横に、旅館「離れの宿 よもぎ埜」がありました。

 

 本館は喜多方の蔵のイメージで造られていますが、宿泊は奥の木立の中に散在する木造の離れとなっていると聞いています。いわゆる高級料亭旅館の分類に入りますから、おいそれとは泊まれません。それでも妻はかって“お茶仲間”と連れだって宿泊したことがありました。全てが一生一度の夢心地の状況だったと懐かしがっていました。本館脇の柴折り戸の先、露地と茶庭とお茶室がかいま見られました。さすがにずけずけとは入りがたかったので入り口から・・・。

 



 磐梯熱海温泉には料理旅館が多くあり、今でもお客を集めていると聞いています。それでも流行の“足湯”も中心街の道路脇に設えられてありました。

 

 ここに立ち寄ったのは、「ケヤキの森」の散策でした。



 森の入り口の小さな橋を渡った先、神社脇には紫陽花が盛りと咲いていました。東京ではすでに枯れてしまっていますが、季節は多少のずれがあるので、二度も三度も花が楽しめる!これも旅の醍醐味でしょう。



 歩きやすい散策路は多少のアップダウンを繰り返し、周遊する様に作られていました。青空の見えている昼近く、ケヤキの巨木が森を埋め尽くし、昨晩からの雨に濡れて、最高の森林浴でした。



 猪苗代湖を経て裏磐梯高原桧原湖に着いた時は、かなり雨脚は強くなっていました。次回のこともあるので、登山基地として予定していたグランデコ・スキー場のケーブル乗り場迄行ってみましたが、それでも駐車場にはかなりの車が止まっていました。雨の中登っていった人もいるのでしょうか。その日は登山をあきらめていたので、十数年前から無料になっている西吾妻スカイバレ-白布峠越えで、宿泊地の米沢へ向かいましたが、雨と霧で前が見えず、徐行運転を余儀なくされました。山に登ったとしても、何も見えない!!!

 せっかくの高速道千円乗り放題、この日は一度も利用していませんでした!?!



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1 コメント

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Unknown (うたのすけ)
2009-07-28 05:57:00
お早うございます。
磐梯熱海は二度ほど遊んでいます。「ホテル華の湯」は二度目に泊まっています。懐かしいですね。三春の滝桜を観ての帰りだったと思います。
その時でした、大浴場で目撃しました一団のことです。あたしより年長者の人たちなのですが、あらかたの人が体のあちこちに大層な傷痕を残していたのです。皆さんお年でそれぞれに病を克服されておいでなのだと、その時は推察したのですが、後で女中さんに訊ねて「○○戦友会」の人たちと知りました。皆さん戦傷を受けながら生き抜いて来られたのです。
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