年に一度出してみる水彩絵の具
植物画って 視力と根気が必要で
本当はもっとたくさん描きたいのに
なかなか 『描いてみよう』と思うタイミングがなくて
まず難問は 細いシャープペンで描く下絵
しかも うっすら描かなければ
もうこの段階で『ムリムリムリ』
練消しゴムで濃い部分を抑えてから
ウエット・オン・ウエットでうっすら黄色に
乾いたら 葉の葉脈ごとに区切った部分に
ウエット・オン・ウエットで葉の色を水でたっぷり溶いた色をのせていきます
この時に 葉脈部分を残すのが大変で
薄い色が乾いたら もっと細かい葉脈も意識して塗ってみたけれど
細かい葉脈のはずが太い葉脈に
違和感ありあり
助かったのは 斑入りのアイビーだったこと
濃いグリーン部分でごまかしてみました
濃いグリーン部分にも濃淡があるのは分かっているけれど
濃い色をのせるのが怖い
描けば描くほど 実物から遠ざかる
目を凝らして 細かい部分を見ているようで
色んな部分に歪が・・・
もたもたしている間に太陽の位置も変わって 影の位置も曖昧に
まあ 年に一度しか描かないのだからこんなもんです
後で サクサクっと描いてみた葉の方が似て見えるのは何故?