レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。
ついでに所蔵品の思い出も。

プラスティックの角樽

2024年01月24日 16時50分06秒 | ビン

木製で漆塗りで、直に樽にお酒が入っていた昔の角樽。

樽がプラスティック製になって久しい。

2008年12月主人が勤務している京都の会社へ、取引先からのお歳暮として届いた品のひとつです。

年末に社員一同に、くじ引きで配られるのが恒例でした。

中にはビンが入っている。

これのために作られたビンです。

キャップを外してコルク付きの栓に変えて。


大津祭絵はがき

2023年10月03日 12時44分08秒 | 京都 滋賀の絵はがき

今年も10月8日、天孫神社の大津祭の曳山巡行がある。

この絵はがきが作成されたのはいつ頃か、表面(宛名面)をみてみよう。

きかは便郵。

宛名下半分に通信文を書く事が許可されたのは1918年(大正7年)4月からです。

「はかき」が「はがき」に改正されたのは1933年(昭和8年)からです。右書きが左書きになるのは戦後です。

ということは、1918年~1933年の間の発行です。

そして、狸山は1919年(昭和9年)の修理で形状が変わったので、これはそれ以前の物ですと、博物館の学芸員に聞いた記憶があります。

まずその狸山から

 

 


子供の絵はがき 5 年賀状

2023年05月15日 16時04分53秒 | 絵はがき

子供用にも年賀状が作られました。
明治時代からの古い順に。

貰った子供のきょうだいが、サングラスや犬などの落書きしたようです。

小学生の学生服は詰め襟ではありません。

こちらは、キューピーの原作者ローズ・オニール展(2010年)で買った絵はがきです。生誕100年だったかしら。

昭和24年管制おとし玉つき年賀はがきが発行されました。

昭和24年12月1日、はがきは2円になりました。

昭和25年、小説の泉新年付録。横山隆一フクちゃん。


子供の絵はがき 4

2023年05月13日 14時00分15秒 | 絵はがき

逓信省が、民間に絵はがき製造を許可すると、大ブームとなりました。

十三回懸賞彩色絵葉書 岡山懸 大橋晋(一五)と印字されています。

おもしろいでしょと書かれた残暑見舞いです。

切手収集のため、切手をはがしてあります。


子供の絵はがき 3

2023年05月12日 16時03分46秒 | 絵はがき

兵隊さんは、児童から貰ったはがきはどれほどうれしかったことでしょう。

旅先(羽黒山)で、買って送るための分厚く堅い紙です。

切手の所に四銭と書いてあります。不定形なので一銭割増しのようです。

こちらは、横山隆一の「フクちゃんです」郵便貯金の定額貯金をした人に配られたようです。

切手は三銭貼ってあります。

同じ物ですが、こちらは五銭の切手が貼ってあります。

昭和19年までは三銭、20年は五銭となりました。

通常はがきのコーナーで書いたように、戦後の昭和21年には十五銭になったのです。

雑誌幼年倶楽部の付録です。

雑誌ひまわり昭和24年11月号の付録です。

切手は二円を貼らなければなりません。

6月、逓信省から郵政省になりました。