漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

西瓜を哲学する

2022年05月07日 | 食べもの

きのうの散歩帰り、
近所のスーパーで昼飯用の弁当を買ったのですが、

その時目についた西瓜のカット売りもついでに買ったのですな。

四分の一とか六分の一でなく、
それらをもっと小切りにした一切れ売りのヤツを、

弁当のあとに食べたのですが、これが実に甘~い。

正直、まだ夏には遠いから、
それほど味には期待してなかったので感激した。

処がです、
ふたくちめ、みくちめと食べ進むほどに甘さは薄まり水臭くなってきた。

考えてみれば当然のハナシ。

つまり、西瓜と云うヤツは、
中心部に近いほど甘いのだと云う、ごく基本的な知識を、

コロナ騒ぎのひと冬を過ごす間に忘れていて、一口目の甘さに感激し過ぎた。 (笑)

その時、気が付いたのですよ。

もしこの西瓜を、
馬なり鹿なりが食べるとしたら、

まず硬くて青臭い皮をバリバリと食べ、然る後、
周囲の水っぽい果肉から順に中心部の甘い果肉へと至るだろう。

ハテ、私のように、
始めに甘い所を食べてしまい、あとでがっかりするのがいいか、

それとも
始めは硬くてマズくとも辛抱して食べ続け、最後に甘味に至る方がいいのか。

う~ん、
これはナカナカ難しいモンダイだわい、と暫し考え込んだ午後でありました。 (笑)

 

 


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