童謡唱歌「春の小川」は
今でも小学校の音楽教科書に載ってるんだそうですね。
とは言っても、
同じ科目でも何種類もある日本の教科書の事だから、
「モノによっては」と云う但し書きが付くんでしょうけれど。
この歌が出来たのは、百年以上も前、当時の歌詞は、
♪♪ 春の小川はさらさら流る
岸のすみれやれんげの花に、
匂いめでたく、色うつくしく
咲けよ咲けよと、ささやく如く ♪♪
その後、戦中戦後の二回歌詞が変更され今の形になっている。
♪♪ 春の小川は、さらさら行くよ
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく
咲けよ咲けよと、ささやきながら ♪♪
別にどっちでもいいんだけど、
プロの声楽家の合唱で聴くなら原型の方がいいかな。
でもさ、私の近所の小川はみんな
コンクリートで固められちゃったからね、
最早「すみれもれんげも」生息できぬ環境となり果てている。
もちろん蛇や蛙もね。
ちなみにオタマジャクシのこと、
俳句の世界では「かと」と言うんだってね。
オタマジャクシじゃ音数が多く表現に不自由なんで、
オタマジャクシの古い言い方「蝌蚪」を今でも使う事が多いんだそうですよ。