漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

文化大国・おフランスの選挙結果

2017年06月13日 | 政治・経済・こぼれ話
今朝の国際ニュースに、
フランスの総選挙を伝え、

「マクロン新党の圧勝・左派は空中分解」とあります。

新大統領となったマクロンさんの新党が圧勝、
新聞によっては、「議席の八割獲得か」と書いてる処もあるぐらいの大勝利。

それはまぁ、イイのですが、
新党ですからね、候補者のほとんどが新人、

しかも、政治のシロウト。

従ってこれから五年、
「おフランス」は、素人集団が運営する国となります。

あ、おフランスとは、
赤塚不二夫のマンガ「おそ松君」の登場人物、

主役より人気のあったキャラクター、
イヤミのせりふに出て来る得意の言い回し。

気障で嫌味なイヤミが、
何かにつけ、「おフランスでは」と高尚ぶるのが、

当時の日本人に色濃くあった
「白人コンプレックス」を自虐的にくすぐっている分けです。

それはまぁ、ともかく、
投票率が半分にも届かぬ選挙で選ばれたこの選択、

マクロンと云う新大統領に率いられた、
素人集団への期待がふくらんだ結果なんでしょうが、

この選挙結果を伝える記事中にこんなくだりがありました。

(一党圧勝体制では、)

「でも時計が真夜中の12時を打って、
 馬車がカボチャに戻ってしまう時はいずれくるだろう」

夢が醒めたその時、
いったい誰が的確に批判し、適正に修正するんだ?。

EU離脱で揺れるイギリス、
大統領の傍若無人ぶりで揉めるアメリカ、

そこへ加えて素人政治のおフランス、

はてさて、世界の行方はどうなるんでしょうかね。








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