今朝はこんなニュースが。
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JR西日本は11日、
利用者が少ない30の線区について、個別の収支を公表しました。
赤字額が最も大きいのは
山陰線の出雲市から益田の線区で35億円、
次いで、
紀勢線の新宮から白浜の29億円でした。
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赤字の根本原因は、地域の人口減、つまり過疎化ですな。
ちなみに去年の、
日本全体での死亡者数は142万人位とのこと。
これに対し、
出生数は80万人程度とのことですから、おおよそ半分。
年間、62万人の減。
つまり今の日本は、
日ごとに二千五百人ほどが生まれ、毎日、四千人ほどが死んでいる。
この死者数はコロナなど問題にならぬほどの数。
先行き人口が増える見込みは無さそうですから、
経済合理性から見れば、鉄道の赤字路線閉鎖は早ければ早いほど良い。
ところが、
これに政治が絡むとそうは行かない。
地元民は車を持ち自分は乗らなくても、
「子供や年寄りのために残せ」と騒ぎ、政治家に陳情する。
選挙に落ちては元も子もない政治家は、
無駄だと思っても票を持つ住民の云うことなら聞かざるを得ない。
鉄道が無くなっても
「バスに乗ればいいじゃないか」などと云う議員サンは、マァ居ない。
政治家に弱い鉄道会社は、廃線を言い出せず、かくて赤字は垂れ流され続ける。
この問題の一番有効な対策は、
赤字路線の沿線住民が「産めよ増やせよ」と頑張ることですが、
そんな素敵な解決法は・・・誰も言い出さないようです。 (笑)