女子サッカーのワールドカップ、
準決勝、対スゥエーデン戦のスタンドは観客でいっぱい、
この試合きっと、
優勝候補の地元ドイツが出てくるものと思って、
早くからチケットを手当てした人が多かったのではなかろうか。
そんな、アテがはずれたであろう観客でも、
さすがサッカーの盛んなお国柄、
好プレーには拍手するなどスタンドはケッコウ盛り上がってたようです。
先制されながら逆転するなど、
終始、余裕のある勝ちぶりで決勝進出を決めた「なでしこジャパン」ですが、
大会が始まる前の雰囲気は、南アフリカ大会の男子と似ていたかもしれない。
大会前の合宿に続く親善試合では、
世界ランキング一位のアメリカと二試合やって二試合とも「2ー0」の完封負け。
ランク4位の日本としては、
勝って勢いをつけるはずだったランク16位の韓国との二試合も勝ちきれなかった。
私は編集されたビデオで見ただけですが、
対アメリカ戦など完敗だったし、
韓国戦も「勝たねば」と云う意識が空回りしていたような・・・。
大会に入っても、
予選リーグの初戦、世界ランク24位のニューシーランドに苦戦するなど固かったが、
メキシコ戦で先制してからはほぐれて来たようです。
もっとも、予選を抜けたことでホッとしてか、英国戦で負けてましたが。
何はともあれ、
当初の目標であった「メダル」はすでに確保したので、
あとは「のぼり調子のなでしこ」としては伸び伸びやるだけ。
現地のマスコミやサッカーファンの間にも、
「震災後のJAPAN」を応援する雰囲気があるようですからこちらも追い風。
せっかくのチャンスだから、
「よく頑張ったぞ」より、
もうひとつ上の「よく勝った!」と言いたいモノでありまするよナァ、御同輩。