我が同居人ドノが、
「年明けに行く旅行はどこにしようかな」と思案してるので、
「イイトコ知ってるよ」と、
丁度読んでいた週刊誌に紹介されていた川柳を見せた。
「 日帰りで 行ってみたいな 天国に 」
老人施設の協会が募集した、
「シルバー川柳」の入選作で、作者は71歳の女性とある。
「ツアーがあったら行ってみたいね」と顔を見合わせ、
「永久滞在で予約しておくか」と笑い合った。
ほかにも、
「 紙とペン 探してる間に 句を忘れ 」 (73歳/男性
「 目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ」 (71歳/男性
「 起きたけど 寝るまでとくに 用もなし 」 (73歳/男性
などなど、傑作が並ぶ。
「あるある、コレ見て」と同居人ドノが指したのが、
「忘れ物口で唱えて取りに行き」
私の心に響いたのは、78歳男性の、
「 LED 使い切るまで 無い寿命 」
いやぁ、
「おもしろうてやがて悲しき」シルバー川柳ではありまする。