漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

みんなで養殖

2016年05月24日 | せけんばなし
先日、テレビのニュースでね、
和歌山県「太地町のイルカ販売が増えた」と云うニュースをやってましてね。

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去年、JAZA(日本動物園水族館協会)は、
国際組織から太地町の「残酷な追い込み漁」によるイルカの購入をやめないと除名すると通告され、
加盟する国内の約150の動物園や水族館に入手禁止を通達しました。

しかしその後、太地町漁協には、
JAZAに加盟していない水族館などからの購入希望が相次ぎ、

昨年度は2014年度の2倍以上となる105頭の生きたバンドウイルカを販売したということです。

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イルカは水族館の花形スターですからね、
大手の水族館のイルカが手薄となれば、中小には商売上のチャンスと云う分けでしょうか。

なかなかたくましいもんです。

もっとも日本だけではなく、
注文主には、国際組織に加盟していないアジアの水族館も多いらしいですが。

仕方がないので、大手の水族館では、
手持ちのイルカを繁殖させる研究を始めたそうです。

いわば、「養殖のイルカ」。 (笑)

でも、笑ったあとで思ったんですが、
イヌやネコ、あれみんな養殖ですよね。

野良猫にしたって、捨てられただけで、「ホントの野生」ではない。

そう考えれば、

何百年かしたら、
地球上の哺乳類は「みな養殖」と云う時代が来るのかも。




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