漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ゴルフと茶の湯と大広間

2017年02月12日 | 政治・経済・こぼれ話
民進党代表・蓮舫さんが
トランプさんと安倍さんを指して、

「ゴルフに興じる首相、誇れない」と語ったと朝日新聞が報じてました。

ゴルフが、金持ちの贅沢な遊び、と云うイメージが、
蓮舫さんや朝日には、いまだにあるのかな。

でも、その記事に出てる写真、
蓮舫さんの赤いスーツの方がゴルフ代より高そうに見えるんだけど。(笑)

むかし、戦国時代、
武将の間で茶の湯が流行ったのは、狭い茶室で向きあえば、

敵方の間者は勿論、
部下にも知られず“秘密のハナシ”ができたからだそうです。

べつに千利休をありがたがったからだけではない、
と、いつか読んだモノのホンにありましたが、

今でも七十の爺さんたちがゴルフをやるのは、
好きもあるだろうけど、やっぱり二人だけの話を気楽にできるからでしょうね。

コレが公式の首脳会談ともなれば、
後の記者会見で、その内容をいろいろ訊かれるんだけど、

ゴルフ会談なら、
「なにを聞かれても、

「いやぁ、ゴルフを楽しんだだけだよ」と笑っておけば済む。

蓮舫さんも首相になったら、
外国首脳との会談のあとでは、

きっと、ゴルフをするようになると思うけどね。 (笑)

ああ、そう云えば、

江戸時代、
老中たちが重要な相談をする時は、江戸城の大広間でしたんだってね。

控えの間とかだと、
いかにも密談と云う雰囲気を与えてしまうけど、

大広間の真ん中でしゃべってりゃ、だれも怪しい話だとは思わない。

ホントは、
「あそこの藩は取り潰そう」みたいなかなり危険な話であってもね。(笑)

しかも広すぎて、
次の間に控えている部下たちには、何を言ってるのか聞こえない。

まさか、機嫌よく談笑しながら、
取り潰しの相談をしているとは思わないモンね。 (笑)

ゴルフ会談にはそう云う効果もあるのかな。 
  





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