きのうは我が同居人ドノがお出かけ、
ちょっと忙しくしていて買い物に行く時間がないまま昼も過ぎ、
空腹を覚えたので、
何か無いかと冷蔵庫を覗いたら、切り干し大根の炊いたのがありましてね、
ああ、これでいいやと取り出して、
鯖の缶詰を開け、これだけじゃちょっと寂しいかなと思い、
湯を掛けるだけのインスタント味噌汁を追加。
腹が減ってたことも有ったんでしょうけどね、
これがケッコウな御馳走、思わぬおいしさでした。
子供の時、
切り干しなんて見るのも嫌になるほど食べさせられ、
「ああ、早く肉が食べられるようになりたい」と思ったものです。
働きだしてからは、
乾燥野菜なんて見向きもしなかった。
それが不思議なことに、
年齢を重ね、体力が衰えると共に干物や乾物の味が舌に馴染むようになる。
今では漬け物や野菜の煮物が常備食。
子供の時は、
年寄りがそう云う物を有難そうに食べ、
「うまいなぁ」などとと言うのを変に思ってたんですけどね。
今は、せっかくの焼き肉もそこそこに、
切り干し大根や漬け物をうまそうに食べるお爺ちゃんを見て、
孫が不思議そうな顔をしております。(笑)