就任から三年目になる、
大阪府の橋下知事の支持率が、77%だと先日の読売新聞が伝えていた。
まだ実績のない就任前ならともかく、
三年目を迎えて尚、77%と云う高支持率と云う数字は、
歴代の有名な大阪府知事を思い受けベても、ちょっと記憶にない。
間もなく統一地方選とあって、
宣伝も兼ねた橋下知事の放送への露出も増えているのだが、
先日のテレビ番組内でチョッと興味深いシーンがあった。
話の流れで、
就任当初、府の職員の給与を下げようとして、
反発する公務員など、二千人余りが府庁を取り巻いて抗議された時の話が出た。
その時、東京から来た評論家が、
「エ、公務員の給料を下げたんですか」と驚いたのだ。
これには、見ているほうがビックリ、
この人はかってのキャリアで、政治経済に対する発言の内容もしっかりしている人。
その人でさえ、東京を中心に活動していると、
大阪であったあれほどの騒ぎを知らずにいるのか、と云うオドロキ。
東京のマスコミから見れば大阪など田舎に過ぎず、
まして橋下知事の支持率などと云うモノは、、
「タレントとしての人気に過ぎない」と理解しているんだと思ったことでした。
まぁ、別に東京の人がどう思おうとかまわないのですが、
現知事の人気が高いのは、その「政策が人気を呼んだ」と云う点もあるのです。
彼が知事になり、
役人の給与カットの次にやったのは、それまでに積み重なった五兆円の借金対策。
「僕が一番驚いたのは最初の年の予算を汲む時、
前年の税収を基本に予算を配分しようとしたら、役人が止めたこと。
彼らが言うには、
まず、各部署から上がってきた必要な予算要求を算定して税収をあて、、
それで足りない分は、「どう借金するかを考える」のが恒例のやり方です、とね、」
普通、会社や家庭なら、収入にあわせて出費を決めるんだと言ったら、
役所は違うんですと反対されたのだそうです。
その評論家が、
「そうなんです、
赤字が出ても最後は国が面倒見てくれると云う意識が地方の公務員には強いんですよね」と頷いてました。
私は、橋下知事の掲げる、
「大阪都構想」に付いてまでは分からないが、
少なくともこれまでの政策が支持されてきた理由は理解できる。
しかし、まぁ、
「収入を無視した予算」と云う意味では、地方もそうだが、国の方はもっとひどい、
今の日本政府は、倒産しかかっているのに、
社員の高給は放置し、人気取りに景品を大量にばら撒いているような状態なのだから。
大阪府の橋下知事の支持率が、77%だと先日の読売新聞が伝えていた。
まだ実績のない就任前ならともかく、
三年目を迎えて尚、77%と云う高支持率と云う数字は、
歴代の有名な大阪府知事を思い受けベても、ちょっと記憶にない。
間もなく統一地方選とあって、
宣伝も兼ねた橋下知事の放送への露出も増えているのだが、
先日のテレビ番組内でチョッと興味深いシーンがあった。
話の流れで、
就任当初、府の職員の給与を下げようとして、
反発する公務員など、二千人余りが府庁を取り巻いて抗議された時の話が出た。
その時、東京から来た評論家が、
「エ、公務員の給料を下げたんですか」と驚いたのだ。
これには、見ているほうがビックリ、
この人はかってのキャリアで、政治経済に対する発言の内容もしっかりしている人。
その人でさえ、東京を中心に活動していると、
大阪であったあれほどの騒ぎを知らずにいるのか、と云うオドロキ。
東京のマスコミから見れば大阪など田舎に過ぎず、
まして橋下知事の支持率などと云うモノは、、
「タレントとしての人気に過ぎない」と理解しているんだと思ったことでした。
まぁ、別に東京の人がどう思おうとかまわないのですが、
現知事の人気が高いのは、その「政策が人気を呼んだ」と云う点もあるのです。
彼が知事になり、
役人の給与カットの次にやったのは、それまでに積み重なった五兆円の借金対策。
「僕が一番驚いたのは最初の年の予算を汲む時、
前年の税収を基本に予算を配分しようとしたら、役人が止めたこと。
彼らが言うには、
まず、各部署から上がってきた必要な予算要求を算定して税収をあて、、
それで足りない分は、「どう借金するかを考える」のが恒例のやり方です、とね、」
普通、会社や家庭なら、収入にあわせて出費を決めるんだと言ったら、
役所は違うんですと反対されたのだそうです。
その評論家が、
「そうなんです、
赤字が出ても最後は国が面倒見てくれると云う意識が地方の公務員には強いんですよね」と頷いてました。
私は、橋下知事の掲げる、
「大阪都構想」に付いてまでは分からないが、
少なくともこれまでの政策が支持されてきた理由は理解できる。
しかし、まぁ、
「収入を無視した予算」と云う意味では、地方もそうだが、国の方はもっとひどい、
今の日本政府は、倒産しかかっているのに、
社員の高給は放置し、人気取りに景品を大量にばら撒いているような状態なのだから。