漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

男一筋?二刀流?

2010年05月21日 | Weblog

ネットで、
「最高裁判事の候補が同性愛か、でアメリカもめる」と云う記事を読んでいる時、

「ヒルメシ」の声がかかったので食卓に着くと、
我が同居人ドノお気に入りの「ゲゲゲの女房」が始まったばかり、

朝も見たけど、
今日のは「泣いてしまうほどよかったので」とのことで、本日、二回目の観賞、

で、また、やっぱり同じ処で同じように涙ぐんでいる。

終わったあと、、適当にチャンネルを回すと、
米良美一さんの生い立ちが紹介されていて、
続いて「ヨイトマケの唄」を熱唱する姿が映し出される。

我が同居人ドノはここでも目頭を押えているから、本日三回目の「○○の目に泪」。

この唄、作詞作曲者の三輪明宏氏は、
同性愛者であることを公開されているようだし、米良氏もとくに隠されてはいないのかな。

先ほどのネット記事によると、
アメリカでは、キリスト教との関係もあり、
同性愛者であることの公表は、まだまだ勇気のいることのようです。

なにしろ、
最高裁判事の候補が、
「ソフトボールをしていたから彼女はレズビアンかもしれない」などと、
ケッコウ大きな新聞に批判的なスキャンダルとして書かれたりしているのですから。

処で、日本の同性愛者が、
カミングアウトしてテレビにも普通に出られるようになったのはワリアイ最近こと。

先ほどの三輪氏によると、
昔は「後から石を投げつけられたりした」そうだから。

尤も、昔と云っても、「中昔」、
明治から戦後ぐらいまでの昔、

なぜなら、江戸時代以前の同性愛は「普通のこと」でしたから。

織田信長や徳川家光のことは有名ですし、
井原西鶴や近松門左衛門も、同性愛をテーマにした作品をたくさん書いてますモンね。

ただ、この時代の同性愛は、
かならずしも「男一筋」と云う分けではなく、
「女も好きだが、男も・・・、」と云うのが多かったようではありまするが。

ただし、コレ、
すべて男同士の場合の話でして、レズビアンがどうだったか、・・・までは知らない。





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