動物園などで、
ゴリラが胸を叩くのを見た事ありますか。
私は無かったのですが、
きのうネットの映像で初めて見ました。
驚いたことに、
それは「ポコポコポコ」と太鼓のような連打音、
人間が胸を叩くバシバシと云うような感じではない。
音だけ聞けば密林の中、
アフリカの原住民が祭の太鼓をたたいているような音です。
なぜそんな映像を見たかと云うと、
きのう、下にあるような記事を読んだから。
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(以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です)
マウンテンゴリラの胸たたき
(手で胸を素早くたたいて太鼓のような音を出す行動)は、
自身の体サイズに関する情報を伝える行動であり、
個体の特定を可能にする可能性があるという見解を示した論文が、
Scientific Reports に掲載される。
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ゴリラが胸たたきで情報を伝えこる事は分かっていたが、
ではその内容はと云うと、殆ど分かってなかったのだそうです。
それがこのほど、ある研究チームが、
「六頭の雄による
36回の胸たたきの持続時間、回数、可聴周波数を測定した」結果、
その体格によって周波数が違うことに注目、
その音によって熱帯林での意思疎通が可能になると考え、
ゴリラが胸たたきの音によって、
メスを誘ったり、ライバルの力を計ったりしているのかもしれない」と、
「推測している」のだそうです。