漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ゴリラの胸叩き

2021年04月23日 | せけんばなし

動物園などで、
ゴリラが胸を叩くのを見た事ありますか。

私は無かったのですが、
きのうネットの映像で初めて見ました。

驚いたことに、
それは「ポコポコポコ」と太鼓のような連打音、

人間が胸を叩くバシバシと云うような感じではない。

音だけ聞けば密林の中、
アフリカの原住民が祭の太鼓をたたいているような音です。

なぜそんな映像を見たかと云うと、
きのう、下にあるような記事を読んだから。

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(以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です)

マウンテンゴリラの胸たたき
(手で胸を素早くたたいて太鼓のような音を出す行動)は、

自身の体サイズに関する情報を伝える行動であり、
個体の特定を可能にする可能性があるという見解を示した論文が、

Scientific Reports に掲載される。

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ゴリラが胸たたきで情報を伝えこる事は分かっていたが、
ではその内容はと云うと、殆ど分かってなかったのだそうです。

それがこのほど、ある研究チームが、

「六頭の雄による
 36回の胸たたきの持続時間、回数、可聴周波数を測定した」結果、

 その体格によって周波数が違うことに注目、
 その音によって熱帯林での意思疎通が可能になると考え、

 ゴリラが胸たたきの音によって、
 メスを誘ったり、ライバルの力を計ったりしているのかもしれない」と、

「推測している」のだそうです。

 


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