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東北へ

2013年04月22日 | Weblog

2013年4月22日、東北へ行ってきました。

東日本大震災から2年も過ぎ、最近ではテレビでも扱いも減ってきているように思います。

自分の目で被災地を見てきました。

 

気仙沼です。

船が住宅地にあります。なんか信じられません。

港に近いこの辺りは、なにも残っていません。

本当にひどい。

カメラが向けられません。

今は復興の象徴のような、簡易のお店。

 

その後は、海岸線を走ります。

気仙沼~南三陸町~女川~石巻

このような順番です。 

気仙沼~石巻まで80㎞ぐらいの距離かと思います。

 

走り始めてすぐ、もう言葉がでない状況です。

ちいさな集落や港がたくさんあるのですが、

何も残っていません。

 

確実に建物や街や港があったはずなのに、ありません。

特に、気仙沼~女川あたりは、全部ありません。

 

海に面した、漁業を営んでいたようなところは全部ないのです。

 

自分には、そういった確実に犠牲者がたくさんいるようなところの写真は撮れませんでした。

なんか、軽々しくカメラを向けることができなかったからです。

 

三陸鉄道でしょうか?

破壊されています。

 

唯一撮ったのが、この一枚だけです。

 

テレビで見るより、実際の現場は重々しく感じます。

高台につくられた仮設住宅などには、見に来た自分には、到底近寄れません。

 

 

自分は、自分の目で見たかったので、行きましたが、

同じように、見て見たいと思う方もいると思います。

 

今回は平日だったこともあり、

そういった人は、ほとんどいませんでした。

走っていても、すれ違うのは、

工事車両やダンプカーばかりで、

道も地震で傷んでいるので、

一方通行箇所も多いです。

 

なんか、ほんとに重々しく、

ボランティアでもなく見物者の自分には、

復興の邪魔をしているのではないかとさえ思ってしまったほどです。

 

 

観光は、大事な産業でしたでしょうから、

少しずつでも人が寄ってくるのは、

望まれることと思います。

 

でも、気仙沼には、

歓迎の旗がたっていましたが、

南三陸町や女川あたりは、

それ以前という感じがします。

 

 

行ってもよいかと思いますが、

どうぞ、地元の方への配慮を忘れないでほしいと思います。

 

 

自分は、また何年かしたら見に行くかもしれません。

 

 

一にも早い復興を願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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