ネットカフェ

『まんが喫茶』といものができてどのくらいたつのだろう。

まったくなかった業種であったが、市民権を得て、

瞬く間に広がった。

最近では、ネットカフェ・複合カフェにかわりつつあるようだ。

いわゆる、個室であり、パソコンがおいてあり、漫画もみれれば、

仕事も一応できる。そして、いざとなれば、泊ることもできる。

便利だが、浸ると、孤独な感じもしないではない。

しかし、私たち飲食業からすると、なにかしら、興味もわく。

店内はシステム化されており、飲食業というよりは、

空間レンタル業という感じだ。

店内はお客さんがいても会話はなく、キーボードをたたく音が

隣から聞こえてくるのは、飲食の世界からは異様であるが、

事業としては、おもしろいかも・・・・・

いろんなものが流行ったり、すたったり、環境の変化がとても早い昨今ではあるが、

ここのところ、なにか考えさせられる事柄が多い・・・

居酒屋へ行きたいときもあれば、甘味を食べたいときもある。

そして、静かにネットカフェで過ごしたいときもあるのだ。

ようはお客様のライフスタイルのなかで、選択していただけることが重要なのだ。

私自身は、『顧客満足度が高いこと』が一番大切だと考えているので、

これはこれでいいと思うし、妙にこの狭い空間にいごごち良さを感じてしまうのは、

すでに、術中にはまってしまっているのかもしれない。

そう思いながら　狭い個室からこの記事を書いているのだ・・・・・・

今は、勉強のためにネットカフェを廻っているが、

さらに『かゆいところに手が届く』ものになれば、

抵抗のあるお客さんの層にも、ニーズはあるように思う。

近年、急激にパーソナル化が進み、

さらに、この傾向は続く・・・・

果たしてどんな世の中になっていくのだろう・・・・・・・・・・

楽しみでもあり、心配でもある！