未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

読了

2018-11-24 01:06:42 | 書籍
先日兵庫県大会の日に神戸の方から勧めて頂いた『孤拳伝』を読み終えました。話を聞いた時に今野敏ぽいストーリーやなと思ったらやっぱりそうでした(笑)

生まれも育ちも劣悪な粗暴な少年が闘いを繰り返したのちに様々な出会いから武の真髄に辿り着く、といったお話。私が手にした文庫で約3000頁に渡るまあまあな長編ですが読みやすいのでスイスイ進みます。著者自身も空手の師範。私は武術武道は思想或いは哲学と捉えていますが氏の作品にはやはり似たような考えが散りばめられており、長く続けていると大体こんな考えになっていくのかなと思います。

何から始めようとそこは入口の違いだけで、修行の先々で何かを考えた時にそれが体現出来るような稽古体系は自分の中で作り上げておかないといけませんね。

すごく形意拳に興味が出てきました。秋ももう終わりますが是非読んでみてください。早い人は12月までには読めてしまうでしょう。映像化してほしいなあ。





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