未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

目下精査中

2019-09-21 15:17:19 | 雑感
少年部の審査会まで2ヶ月を切っていますので稽古の都度マル、サンカク、バツ、ダブルバツを付けていっておるのですが、この時期にバツが付けられる様では級を問わず見送らねばならないでしょう。

例え白帯であっても何年、何ヶ月通って居ようが同じ事です。出来る出来ないよりは練習の取り組み方に重きを置いて見ています。帯は自覚の度合だと思っておりますので。強さだけなら帯の色を上げる必要は特にありませんからね。最強の白帯、柿帯でも有りっちゃ有り。

しかし真面目ではない者の方こそ進級したがるのでその温度差を感じ取れるかどうか。受験不可を言い渡すとうちの子はまだ(or何故)受けられないんですか?というご家庭もあれば、受験を勧めてもうちの子にはまだまだ早いので…というご家庭もあり。経験上前者の子は不真面目(見られていたら真面目)で、後者の子は真面目で頑張り屋。

帯なんて別に変えなくたって良いんです。それでも練習は出来ますから。ただ、進級したいのならそれなりの事やってねというお話。空手道ですから。道は続かなくてはなりません。

子供のことですから自覚に関して早い、遅いの差はかなり出ます。いつまでも白帯や柿帯で止まっていて後から入ってきた同級生や下級生にどんどん追い抜かれてやっと気付くという子もいます。道場に来てなければ一生気付かなかったかもしれません。黒帯になるのが武道ではなく、そこに気付いただけでも学んだ価値はあるのかもしれません。

だからあかんもんはあかん、と言わせていただきます。言う方も辛いのですが。本当のことを言うのは互いにキツい。しかしもう直その時がまた来るのであります。




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