昔ばなし

昔　昔　あるところに・・・と語り継がれる昔話。

日本各地に沢山の話がありますが　世界にも沢山の昔話があります。

そのほとんどの内容が　〝こういうことを　してはいけませんよ〟

〝こういう良い事をすると　幸せになりますよ〟と言うお話です。

私達は　完璧ではありません。

世界　共通して言える事です。

人は　神様ではありません。

間違ったり　知らず知らず　人を傷つけてしまったり　してしまうものです。

昔話は　私達にとって大切な教えです。

おじいちゃん　おばあちゃん　お父さん　お母さんから代々受け継がれてきた　大切なお話です。

昔　昔・・・

でも　昔　昔ってどれくらい前なのだろうか・・・？

いつから　伝えられているのだろうか・・・？

一番　最初に　お話したのは　誰なのだろうか・・・？

あ～!!

もしかしたら　神様が　私達の為に教えてくれた　大事なお話なのかも知れません。

大切な教えを　次の世代へと　伝えていかなければなりませんね。

昔　昔　あるところに・・・

　　　　　　　合掌　　　栄久山　妙善寺

ひと休み

努力する事は　とてもいい事です。

自分の目標に向かって　頑張る事は　とても大切な事ですが　頑張りすぎていると大切な事を見逃してしまう事があります。

ある写真家から　こんな話を聞きました。

どうしても写真におさめたい試写体に　全神経を統一して努力しても　シャッターを切る事が出来ない時があるそうです。

何度も何度も　その場所に通い　カメラをかまえても　納得のいく写真を撮れませんでした。

そこで良い写真を撮ることをあきらめ　この被写体に　出会えた記念に　一枚シャッターきったら　不思議と素晴らしい写真を撮る事が出来たそうです。

必死に努力をする事は　とても大事な事ですが　あまりにも必死になりすぎて　本当に大切な心 　を見落としてしまう事があるものです。

頑張っているあなた　時には　深呼吸をして肩の力を抜いて下さい。

にこやかに　ホッと　呼吸を整えてみると　見落としていた　本当の姿　本当の心　が見えてきます。

ホッと感じる心　大切に。

　　　　　　　合掌　　　栄久山　妙善寺

誕生

お釈迦様のお話の中に　「ガンジス河の砂」　と言う教えがあります。

ある日　お釈迦様は　ガンジス河の砂を　手に握りしめ　「私の手に取った砂と　この河の砂とでは　どちらの数が多いかな？」　とお弟子に聞きました。

お弟子は迷わず　「広大な　この河の砂です」　と答えました。

そこで　お釈迦様は〝世の中には　この河の　砂の数ほど　多くの生物がいるのに　人間として生まれて　くることが出来るのは　今私が　手に握りしめた　砂の数ほどしかいない。

それほど　人間として生まれてくる事は　尊い事なのだ〟と語りはじめました。

そして〝人間として　生まれてくる事が出来た尊さに　気付く事が出来る人も　一握りの砂から　更に　一握りの砂の数だけなんだよ〟と教え　仏様の教え(仏教)に出会える事は　更に　一握りの砂の数である事を教えました。

私達　一人一人の生命は　これほど尊い命なのです。

人生には　楽しい事や悲しい事も　たくさんある事でしょう。

あなたに　あなたしかない　この世に　二つとない　尊い命を　人生を　大切にして下さい。
　
元気に生まれた　尊き命

心から　おめでとう!!

　　　　　　合掌　　　栄久山　妙善寺

花まつり

４月８日は　お釈迦様の誕生日です。

今から　約２５００年前に　ルンビニ　という所でお生まれになりました。

お釈迦様は　生まれてすぐ　７歩　歩き　　

声高々に　「天上天下　唯我独尊」　と唱えました。

その意味は　この世にある全ての命は　全てが二つとない　尊い命なのだと　教えてくれています。

そして　お釈迦様が生まれた時は　木々の花々は　美しく咲き乱れ　天からは　甘露が　降り注ぎました。

この事から　現代でも　４月８日に　誕生姿のお釈迦様に　甘茶をかけて　お祝いをします。

妙善寺でも　９時～４時頃まで(天候により変有)　本堂の前で　お釈迦様に甘茶をかけて　お参りができます。

是非　ご参拝下さい。。

　　　　　　　合掌　　　　栄久山　妙善寺

花 華 花

満開だった桜も　ひらひらと花びらが舞い　妙善寺の境内をピンクのじゅうたんで　埋め尽くしています。

木の枝を見上げると　青々とした若葉が　元気に芽吹いています。

満開の時は　「きれいだなぁ～」　と心を和ませ　楽しませてくれた桜も

今は　青々とした元気な若葉で　夢や希望を与えてくれているように見えます。

私達も　苦しい事や辛い事があっても　笑顔で頑張れば　桜の様に必ず　心に美しい花を咲かせる事ができます。

苦労して頑張った分　たくさんの芽が人生に芽吹き　飛躍し　たくさんの夢を叶えていく事と思います。

日に日に暖かくなり　綺麗な花を　楽しめる季節になります。

美しい花を眺めながら　私達も心の中に　清らかで美しい花を咲かせましょう。

　　　　　　合掌　　　　栄久山　妙善寺