今日13日はお盆の入りです。
きゅうりとなすで仏様の乗り物を作ります。きゅうりは馬でなすは牛。
13日の夕刻 迎え火を焚いて ご先祖さまに きゅうりの早馬で早く家に帰って来てもらいます。
16日には送り火を焚き なすの牛でゆっくり 仏様の世界へお帰りいただきます。
ご先祖様を大切に敬う気持ちの表れですね。
合掌 栄久山 妙善寺
今日13日はお盆の入りです。
きゅうりとなすで仏様の乗り物を作ります。きゅうりは馬でなすは牛。
13日の夕刻 迎え火を焚いて ご先祖さまに きゅうりの早馬で早く家に帰って来てもらいます。
16日には送り火を焚き なすの牛でゆっくり 仏様の世界へお帰りいただきます。
ご先祖様を大切に敬う気持ちの表れですね。
合掌 栄久山 妙善寺
お盆は日本人にとって なじみ深い行事ですよね
仏教では お盆にまつわる こんなお話があります。
お釈迦さまのお弟子に 目蓮尊者(もくれんそんじゃ)と言うお坊さんがいました。
目蓮尊者は亡くなったお母さんが 死後の世界でどうしているか知りたいと思い 神通力(じんつうりき) 不思議な力を使って母の姿を探しました。
すると 餓鬼界(がきかい) とても苦しい世界で 水も飲めず 食べ物も食べれず 変わり果てた姿で 苦しんでいました。
困った目蓮尊者は お釈迦さまに相談しました。
母を助けるには 餓鬼界で苦しんでいる すべての者達はもちろん 生きとし生きる すべてにお供えする心で 供養しなさいとお釈迦様は 目蓮尊者に教えを説きました。
自分の母だけではなく すべてに施す大切な心を 教わり 教えのとおり供養を行うと 母は苦しみの世界から 救われました。
ご先祖様はもちろん すべてに施す心が お盆の本当の供養です。
施しの心 大切に。
合掌 栄久山 妙善寺
ある夏の日の思い出・・・
暑~い 暑~い 夏の日 友達と2人で お地蔵さんに シャクで水をかけて お参りをしていました。
しばらくすると 隣のお地蔵さんが目にとまり このお地蔵さんにも水をかけてあげようと思い 手を合わせていると
あちこちのお地蔵さんが 気になってしまい
このお地蔵さんだけじゃ かわいそうだと思い
けっきょく 墓地のすべてのお地蔵さんに 1時間以上かけて 水をかけて回りました。
私達は クタクタになりましたが 何とな~く 気持ちがいい気がしました。
汗をダラダラかいていると 母がアイスキャンディーを 持ってきてくれました。
ふと・・・墓地をながめると お地蔵さんが ほほえんでいる様に見えました。
あの時のアイスの味は今でも忘れられません。
遠い夏の日の記憶・・・
合掌 栄久山 妙善寺