明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

雪のない浜(久しぶりの投稿)

2009-03-21 23:55:21 | Weblog
先日のNHKの大河ドラマ「天・地・人」でも、御館の乱の激戦地として居多浜が紹介されていた。でも、ここは私達真宗人にとり大切な聖地。言うまでもなく親鸞聖人の越後流罪の最初の上陸の地であるから。予ねてから、冬の居多浜の写真が欲しかった愚僧。雪を被った浜辺、そして冬の日本海の荒波が浜辺に打ち寄せる浜辺。これこそが、親鸞聖人越後流罪を物語る風景。そこで、某日。行ってきました。でも、妙高の山並みは雪を被っていましたが、暖冬のために肝心の居多浜は全くの雪がありません。信じられない光景。ガックリ。それでも、日本海の荒波は健在でした。

福寿草が咲きましたが

2009-03-13 16:10:41 | Weblog
拙寺書院の庭に、不思議な事ですが一本だけ高山植物の福寿草が咲きます。今年も、可憐な黄色い花が一輪咲きました。しかし、何故か福寿草の回りに鶏糞の肥料が一杯。高山植物である福寿草に、鶏糞の肥料。聞いた事がありません。誰が一体振りかけたのがと家族に確認しましたら、愚僧の坊守(妻の事)。普段は、見向きもしない書院の庭。掃除は、愚僧が担当と決まっているらしい。なにを思ったのか坊守の肥料の大量散布。来年、咲いてくれるのだろうか。心配。

ミツマタの花と鹿

2009-03-11 01:26:19 | Weblog
 今年も、書院の庭にてミツマタ(和紙の原料になる木)の黄色い花が咲きました。この木は、下野尻の御門徒の家から平成12年にお嫁入りした木。大切に育ててきましたが、今年は少し寂しそう。なぜならば、鹿の体当たりによりミツマタの木の大切な部分で折れてしまいました。つまり、庭にまで野生の鹿が入りこんだことに。困った事です。何とかならないのか真剣に考え中。
しかし、残りの木は元気に花を。ただ、拙寺のミツマタの花は3月下旬から4月上旬(例年)が見頃。しかし、気がつけば3月上旬から花が咲いていました。これも温暖化の影響。

春季永代経法要とカメムシ

2009-03-09 12:06:04 | Weblog
 拙寺にて、今年2回目となる永代経の法要(春の法要3月7日8日)が勤められました。予報通りに、風が強かったのですが、二日間で80名近い門信徒の方が参詣。ご講師の話されるお念仏のみ教えに耳を傾けられました。
 ただ、ストーブの暖かさに誘われてガメ(カメムシ)が大量に出現。これにはまいった。臭い悪臭を放つことで知られるカメムシ。石鹸に洗っても臭いが取れないという厄介者。その為に、「クサムシ」と言う呼び方もある程。撃退法は、現在のところはなし。バルサンが一番よいと思われるが、広い本堂では費用がかかり過ぎて無理な相談。だから見つけたら取る以外はない。しかし、この取るという行為が一苦労。なんせ、手でさわれば臭い臭気にやられてしまいあっけなく戦意喪失となる。ガムテープで、カメムシを引っ付け根気に取るという方法しか思いつかないのが実情。だから、拙寺の本堂には、3巻程ガムテープがおいてある。参詣された皆さんも、せっせとカメムシ取りに頑張られました。合掌。