明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

北信・上越の親鸞聖人ご旧跡を訪ねて(戸隠中社遍)

2010-11-03 23:56:54 | Weblog
私達は、善光寺を後にして戸隠ソバで有名な戸隠に向かった。戸隠三社を示す戸隠観光案内板。

標高が上がるに従い、道路横の紅葉も一段と進んで行く。戸隠は、今紅葉のシーズンの真っ只中。いい季節に来たものである。この季節を狙った訳ではありません。単に、私のスケジュールが空いていたのが幸いしたもの。道路の紅葉を堪能あれ。車中から撮影したもの。誰が撮影したのか。運転手の私である。つまり、運転しながらの撮影・・・・





実は、戸隠に入ると急な大雨。山の天気は変わりやすい。戸隠神社の宝光社(下社)の手前のソバ屋さんで、今年収獲の新ソバをいただきました。やはり、新ソバは美味しかった。さすがにソバ所の戸隠のソバ屋さんです。お土産に購入しました。

戸隠と言えば、今はソバと戸隠神社。でも、明治までは神仏習合の修験道(山伏)で有名なお山。今は、神社に成っていますが、明治まではお寺。明治の廃仏毀釈の嵐の中で、お寺は全て神社となり、僧侶は神官となった。写真は、江戸期の戸隠を記す古地図。数多くの寺院・坊が書き込まれている。

現在は、宿坊になっている場合が多い。その一つに戸隠神社の中社近くの旧行勝院(現在、宿坊武井)がある。ここに、親鸞堂があり、戸隠における親鸞聖人伝説を今に伝える。

写真は、旧行勝院境内にある親鸞堂。

伝説によれば親鸞聖人が戸隠に来られ、比叡山時代の旧知、寛信の寺である中道坊・行勝院に百日程滞在になったという。親鸞堂の中には親鸞聖人の御木像と、明治まで中道坊・行勝院の御本尊であった釈迦如来像が、その他の宝物と供に安置されている。親鸞聖人の戸隠伝説は、親鸞聖人正統伝という江戸時代に真宗高田派の僧侶により書かれた本に詳しく記されています。写真は、親鸞堂の親鸞聖人像。

私達は、旧行勝院親鸞堂のお参りを済ませた後、中社前の広場にて記念撮影。この時は雨は止んでいましたが、用心の為に各自カサを持っています。そして、かなりの冬支度の服装です。私なんぞは、半袖の羽毛ベストを着用しています。

最後に買物。ここ戸隠は、竹細工の産地でもあります。母親より、ここで小型のハゴかきを買ってこいとの依頼。4百円にて二つ求めました。

次回は、戸隠奥社の親鸞伝説・・・・続く。






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