坊守が、拙寺庫裏の大広間にコデマリの花を活(い)けた。そう、今日から春の永代経法要。お参りしていただく門信徒の皆さんに、春を実感していただく為の心意気(こころいき)。朝から冷たい雨が降っていたが、幸いにして午後から太陽が顔を出した。実に『ラッキー』と思う。お参りしていたく方の立場で言えば、雨が降る中を一歩踏み出すのはかなりの勇気がいる。私自身に、立場を置き換えて考えれば、冷雨の中でお参りの為に家から出ることはおそらくないであろうと考えてしまう。実に情けない自分を発見する。だからこそ思う。浄土真宗は、このような熱心なご門徒の皆さんに支えられている事を住職として決して忘れてはならない。
春永代経のご講師は、岐阜県高山市神通寺ご住職の朝戸臣統師。『テーマ』は、ご門主様の願いをこめて最近新しく改定された浄土真宗本願寺派の教章について。教章とは、浄土真宗のみ教えをコンパクトにまとめたもの。逆に言えば、真宗門徒であれば是非『これだけば知っておいてね』という基本。しかし、住職の力不足が最大の原因であるが、拙寺のご門徒の皆さんは殆どご存知ないのが実情。かなり、赤面気味でお聞かせいただいた。ともかく、本日お参りいただいた50名近い門信徒の皆さん、ようこそのお参りでありました。
春永代経のご講師は、岐阜県高山市神通寺ご住職の朝戸臣統師。『テーマ』は、ご門主様の願いをこめて最近新しく改定された浄土真宗本願寺派の教章について。教章とは、浄土真宗のみ教えをコンパクトにまとめたもの。逆に言えば、真宗門徒であれば是非『これだけば知っておいてね』という基本。しかし、住職の力不足が最大の原因であるが、拙寺のご門徒の皆さんは殆どご存知ないのが実情。かなり、赤面気味でお聞かせいただいた。ともかく、本日お参りいただいた50名近い門信徒の皆さん、ようこそのお参りでありました。