節分の日。
子供達の保育園では、
最年長のクラスが自分で作った鬼のお面をかぶり、
小さいクラスを回り、各々のクラスが自分で作った
紙の豆を撒く、というのが習慣らしい。
娘は保育園生活で一度だけの脅かし役。
折角なので入学体験後にまた保育園へ送り届けた。
夕方に迎えに行くと、
先生:「すいません、みっちゃんのポロシャツ・・・。」
どうやらかぶったお面(紙袋)に塗った水性絵の具が汗で溶け、
襟周りに色移りしたらしい。
ずっと被っていると暑くて汗だくになるようだ。
母:「ああ、そんなん全然。」
母:「みんなもついてんの?」
娘&友人:「うんうん、みいだけ。」
・・・うちの子、汗かきなんだろうか?
汗をかくほど充実した娘。
わざわざもう一度送った甲斐ありだ。
続けて息子を迎えに行くと、
先生:「いま、また『鬼さん来るで!』って言ったら。」
先生:「あさおくん大泣きしちゃって。」
運動会の障害物競走では全く平気だった鬼も、
やはり大量で来ると怖いのか。
先生:「でも、みっちゃんとっても偉いんですよ。」
先生:「あさおくん、こんな大きな(ピンポン玉より少し小さいくらい)豆を、」
先生:「作っていたんですけど、それを投げ終わったら、」
先生:「どうしていいんか分からんかったんやろうね。」
先生:「もう大泣きし始めて。」
先生:「そしたら、」
・・・
・・・・・
先生:「おねえちゃんが絶妙のタイミングで、」
先生:「お面を外して『おねえちゃんやで』って顔見せて、」
先生:「あの棚の間の隙間にあさおくんを隠して、」
先生:「ずっと守ってはったんですよ。」
先生:「やっぱり兄弟っていいねぇ。」
・・・
毎年鬼が怖くて大泣きしていた娘。
クラスメイト&娘のクラスの担任の扮する鬼から
息子を必死で守っていたらしい。
・・・
・・・・・
その後サプライズで、
娘のクラスに・・・
ひとつ下のクラスの先生が扮した鬼出現!!
かなりの子が大泣きしたらしい。
息子、この話大きくなっても覚えているかしら?