むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

てくてく旅

2011年10月08日 | 日記
今日は、「鉄道と道」を愛する男友達と電話をしていて、ちょっと発見がありました。

おととい、東京の中央線で電車が止まり、わたしは40分くらい遅れて帰宅しました。こんな時、各駅停車に乗り換えたり経由を変えても、結局遅れた電車と到着時刻はあまり変わらなかった過去の経験から、今や東京都内ならじっと本でも読んで待つことにしています。

ところが、休日ごとにバイクや電車で日本を駆け巡ることが趣味の彼は、「自分なら、待つことが苦手だから、かえって遅くなったとしても、迂回するか夜ならその駅の側で泊まる」というのです。

「へぇ~」
効率優先になっていた思考回路が揺らぎました。

さらに、「高速道路と下道なら、時間がかかっても急ぎじゃなければ下道で行く」と言い切られ、そういえば、わたしも街や人の生活、風景を眺められるほうが好きだけど、早いほうがスマート(?)な気がしていたかも。と、忘れかけていた、かつての面白きバックパッカーの日々を思い出しました。

最初、タイやインドに行った時、喧騒とおんぼろさと適当さに「何これ。とてもじゃないけど合わないわ」とおどろきましたが、その街中を楽しそうに歩く友人についていくうち、「飾らない素朴さが意外といいかも」と馴染んでいる新たな自分を見つけました。

長く同じことを続けていると、それがよくもわるくも当然と固まりがち。さっそく明日の日曜日、一度行ってみたいと思っていた尾瀬に、特急を使わない小旅行に出てみることにしました。栗ごはんのお弁当を作って、始発列車で早起きです。



かうんせりんぐ かふぇ さやん     HP 





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