むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

ちょっとした魔法

2015年03月23日 | 日記

こんにちは。 お元気ですか?

わたしは、ふたたび日本で元気にしております。

 

先月、バリで最後の二週間を滞在していたホテルのボーイさんが、お部屋を案内してくれる時に乗ったエレベーターの中で、「わたしたちは、日本をSAKURA COUNTRY(桜の国)って呼んでるんですよ」とおっしゃって、なかなか感じのいい印象だなぁ。と感心しましたが、ほんとうに桜の開花が待ち遠しい時季になってきましたね

とはいうものの、夜冷え込んでくると、花の下にシートを広げてお弁当を食べるなんて、なんだか別の世界のお話みたい。な気にもなるのですが、その時が来ると、きっとまたずうっと前からぽかぽかだったようなつもりでお花見してるにちがいないから、ちょっとふしぎです。

20代前半くらいまでは、そういう移ろいの中で忘れられていくものや、誰にも気づかれずに失われていく、ささやかだけれど大事にされるべきだったと思うことに引っかかり、無性に哀しく、不安になることがありました。

いつからか、その現実に哀しいばかりじゃないあちこちの側面があることを知ったり、たとえ胸の詰まるような想いでも、まぁ丸ごと抱えていくしかないか。。と、なってきたのですが。

 

 

ともあれ、冬の間あまり目立たなかった桜の木は、陽気が変わって花が咲くことで人や鳥たちをひきつけますが、先日、東京のホテルで入った中華レストランの隣のテーブルも、人の手で見る間にその装いが変わっていき、はぁ~と思いました。

まず食事の終わった円卓からお皿が下げられ、クロスがかけ替えられ、ウェイターさんが4枚のナフキンを手の中でクルクル、クシャッとお花の形にしてお箸と一緒に並べていき、端からちいさな花瓶の生花を中央に引き寄せると、あっという間にゴールデンリトリバーがご主人の帰りを待つ門のような、ふくふくしたおもてなしの気配が現れました。

そういうのって、ちょっとした魔法みたいだなと思います。

 

たとえばバリ島のホテルでも・・・お部屋で、こんなどうぶつタオルくんたちが迎えてくれると、妙にうれしくなってしまうのでした。

 

ゾウ: 「待ってたヨ」

わたし: (わー、ギュッとしたーい。 でも、そしたらこわれちゃうよね。 よし、ここはそっと...)

     「ただいまぁ」

 

ゾウ: 「(鼻を長くして)待ってたゾーウ」

わたし: 「あー、どーもどーもー」

 

カエル: 「待っとったでェェ」

わたし: (おっと! 飛んで・・こないよね)

     「あ、やー、これはこれは」

 

 

はたまたこちらは、サヌールのホテル「Kejora Suites」

バリだけど、内装がおしゃれモダンなので、自宅のように寛げました。

テラスの向こうにヤシの木の緑、その下にはプール。

 

京都っぽい雰囲気の和食スタンドです。

だけど、「キョート」じゃないの。

キューコ(KYÚKO)」なの。

もしや、熱帯の魔法にかかった京都のパラレルワールド

 

  


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