比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

秋の北信濃・・・栗と北斎とフルーツの町・・・小布施・・・北斎館・・・陣屋跡地・・・栗の菓子舗

2021-10-28 | 信濃の国は 北信濃・善光寺平
信州上田の・・・六文銭の写真帳

長野県下高井郡小布施町、人口10500人、長野県一の小さな自治体・・・
谷街道(国道403号線)を中心に、小さな静かな町です。
江戸時代初期は福島正則公の高井野藩廃藩後は幕府天領に。越後魚沼に抜ける谷街道の宿場として市場町を形成、菜種油、綿布、莨などの生産物の物流問屋を中心に大いに栄えたようです。

江戸時代の浮世絵の鬼才葛飾北斎ゆかりの小布施町・・・1976年開館の葛飾北斎の美術館「北斎館」です。
北斎は晩年の1842年、1844~48年(4年間在住)当地を訪ね、数々の作品をこの地に残しています、小布施町ではこの地に残る北斎の作品を買い上げ、または所蔵者から貸与を受け美術館を開館、観光資源のなかった小布施町を観光地に育て上げました。2019年には入館者900万人を超えたそうです。


小布施はまた「栗の町」・・・栗を素材とした栗菓子の店がシノギを削っています。
1893年創業の栗菓子舗「竹風堂」の駐車場です。かつてこのあたりに小布施町の陣屋があったそうです、

陣屋跡地・・・であったという説明板が立っています。小布施は天領の町だったのです。
蘊蓄を書きたいところですが割愛します。

竹風堂の中庭にある巨大なカブトムシのオブジェです。小布施はアートの町です。

1808年創業の桜井甘精堂・・・です。小布施は栗菓子の町です。

1923年創業の小布施堂のイタリアンレストラン傘風楼・・・です。小布施はシャレたお食事処のある町です。前の大きな木はメタセコイア・・・かな?
※撮影日は10月8日。

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