ズット前に「熊谷赤人」さんという方から8月15日埼玉県熊谷市の大空襲についてコメントをいただきました。はずかしながらそれまで埼玉県に住み着いて長いのですがそのことを知りませんでした。
熊谷大空襲、8月14日の深夜~15日の未明、659㌧の焼夷弾で266人の方が亡くなっています。太平洋戦争が日本の敗戦により8月15日に終結する、その日です。
ある本を見つけました。
朝日放送編「語りつぐ戦争」(東方出版2006年刊)
この本は戦争を体験した方々が綴った文をまとめたものです。
熊谷大空襲のことを語った寝屋川市在住の83歳の方の文章がありました。

明戸まささん、版元には無断ですが多くの方に知ってもらいたくて転載しました。ご容赦ください。


83歳の方の痛切な記憶です。母と弟妹を7人亡くし荷車に亡がらを乗せて歩きます。戦争にたいする思いは一行も触れていません。一人でも多くの方に聞いてもらいたいと綴っています。そんな思いを語り継ぎたい・・・・リンクはご自由に。
熊谷市、関東でもっとも暑い夏、埼玉県の中央部です。平家物語の熊谷次郎直実の名前でしか知らないかも知れません。かつての中山道の宿場、市場町、静かな農村部が周辺に広がっています。
8月15日未明の大空襲、熊谷を含む大阪、秋田市、伊勢崎市、小田原市、岩国市、光市と7市街地に及び2000人余の命が失われています。
IF・・・・・終戦の詔勅があと12時間早かったら。
熊谷大空襲、8月14日の深夜~15日の未明、659㌧の焼夷弾で266人の方が亡くなっています。太平洋戦争が日本の敗戦により8月15日に終結する、その日です。
ある本を見つけました。
朝日放送編「語りつぐ戦争」(東方出版2006年刊)

熊谷大空襲のことを語った寝屋川市在住の83歳の方の文章がありました。

明戸まささん、版元には無断ですが多くの方に知ってもらいたくて転載しました。ご容赦ください。


83歳の方の痛切な記憶です。母と弟妹を7人亡くし荷車に亡がらを乗せて歩きます。戦争にたいする思いは一行も触れていません。一人でも多くの方に聞いてもらいたいと綴っています。そんな思いを語り継ぎたい・・・・リンクはご自由に。
熊谷市、関東でもっとも暑い夏、埼玉県の中央部です。平家物語の熊谷次郎直実の名前でしか知らないかも知れません。かつての中山道の宿場、市場町、静かな農村部が周辺に広がっています。
8月15日未明の大空襲、熊谷を含む大阪、秋田市、伊勢崎市、小田原市、岩国市、光市と7市街地に及び2000人余の命が失われています。
IF・・・・・終戦の詔勅があと12時間早かったら。
そして、漫画「はだしのゲン」のドラマ版を見ました。原爆投下で父と弟が目の前で焼け死ぬところで前編が終わりました。今日後編が放送されます。
また、アメリカ在住3世の監督が広島の原爆を題材にしたドキュメンタリー映画を、ケーブルテレビで放送したそうです。それを見た人の中には、「原爆で終戦になったから、両国の被害が少なくてすんだ」、「自国があのような残酷なことをしたことを恥に思う」などの意見がありました。
日本の軍部がもっと早く戦況を把握して全面降伏していれば、原爆は落とされなかったかもしれない。でも、アメリカはとにかく実験をやりたかった、それだけで2度も原爆を落としたのだとも…。本当のことが知りたいですね。
コメントありがとうございました。
私共は戦後生まれの為、戦時中のの出来事は耳から入った情報ばかり
でして、私の家は名古屋空襲の疎開者で軍需工場で働いていた父親
に当時の様子をよく聞かされました。
子供心に真剣な眼差しで、聞いていた記憶があります。
大八車に家財道具を積み、道中に艦載機の機銃掃射に脅えながら
疎開先へと向かった話など…
当時の東海地方は今同様、日本の物作りの中心で三菱、川崎
などの工場が多数ありアメリカ軍の標的になりました。
先日のNHKの「名城炎上」を見ました。父母の話を思い浮かべながら
見入っていました。もう二度とこのようなことは
繰り返さないようにと、念じながら…
(へな爺)
淡々と事実を語っておられますが、心は悲しみや嘆きや苦しみや…人に言っても分ってもらいようのないものがあったのではないでしょうか?
終戦に至る歴史を少し調べていたら、日本が戦争終結を決断するチャンスは何度もあったと思いました。一日でも早く、一週間でも早く、一年でも早く、日本の当時の首脳陣が、惨めでもみっともなくても「戦争終結」という、唯一つの決断をしてくれていたら…と思います。
それだけでも、多くの人達が無駄死にする事から救われたと思います。
私も昨夜、「はだしのゲン」前編を観ました。今日の後編をまた観るつもりです。
記事、有難うございました。
戦争では一般庶民が悲惨な目にあいます。
靖国神社への参拝は信教は自由ですからいくらでも行ってもらいたいのです。戦争犠牲者に対する礼拝は大切なことです。政府代表者が公式に参拝するのは疑問です。
イデオロギーも恨み節も無くても何を語りたいのか十分にわかります。
大東亜共栄圏とかアジアの開放のためとか戦争の正当化の論議はこのお話の前にどう説明できるでしょうか。