比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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紅葉の碓氷の道を行く・・・碓氷第三橋梁めがね橋

2010-11-16 | 道をゆく 関東
11月13日、私の行かないオバサンとお友だちとの妙義、碓氷の紅葉狩りです。写真のことがまったくわからないオバサンが撮ったものです。

妙義山の麓、妙義神社から碓氷峠の東麓、国道18号線(旧道)の下、中山道坂本宿に近い碓氷湖です。
全山紅葉です・・・素晴らしい・・・この日は空気中の水蒸気が多いのか靄ったように見えます。赤レンガ風の橋と船着場がありましたが景色にアンマッチなのでカット。

碓氷湖・・・人口湖。1957年碓氷川の砂防ダムとして完成、そのごかさ上げ、補強を繰り返して1994年現在の形に。

信越本線の碓氷峠の東側の麓に横川という駅があります。信越本線は群馬県高崎駅から新潟県直江津駅経由新潟駅まででしたが、1997年新幹線の通じたことにより横川と篠ノ井駅間が中抜けになり(横川駅と軽井沢駅の間は在来線利用の第3セクター鉄道もありません)、とうぜん横川駅は峠下の重要駅としての役割を終えて静かな駅に戻りました。
いま、この広い操車場は碓氷峠鉄道文化村(博物館、テーマパークみたいの)に、ここから一つ上の旧坂本駅・・・峠の森公園交流館まで在来線の線路を1本残してトロッコ電車が走っています(2.6km)。ここから線路を潰した道を2,2km、碓氷第三橋梁までハイキング・ロードが続きます。碓氷湖からは約1km。むかしの鉄道線路跡ですからトンネルが多いです。

通称めがね橋・・・碓氷第三橋梁・・・1893年竣工、レンガ積み4連アーチ、高さ31m、長さ91m。国指定重要有形文化財。
碓氷峠を登る鉄道はアプト式という軌道上のラックと車両のギアとを組み合わせて急勾配を登るシステムでした。この橋梁はアプト式の時代の設備で1963年勾配を緩くした新線ができるとその役目を終えます。

廃線利用のハイキング・ロードはここで終点です。人道を少し歩いて稜線上に登ると中山道古道に合流。この橋のすぐ下は国道18号線(旧道)。写真合成(コラージュ)はPICASAの無料ソフトで作成。

建築学上、鉄道史上、貴重な資料でありユネスコ世界遺産に登録を目指しているが、落書きが多すぎて・・・

横川駅で「峠の釜飯」を買って、トロッコに乗って、それから歩いて「めがね橋」まで往復ハイキング。やってみたい。元気があったら旧中仙道から碓氷峠・軽井沢へ。


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