【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

58.【ぬりこべ地蔵】

2011-03-14 | “訪れました“
【ぬりこべ地蔵】

今回は京都にある”ぬりこべ地蔵”に行ってきました。
変な名前のお地蔵さんですが、ご存知の方、行ったこと
ある方おられますか? そんな方はきっと歯痛でかなり
悩まれた経験がある方でしょうね。。。

さて、場所は・・・

伏見稲荷さん、こちらはみなさんよくご存知ですね。
そのすぐ”すぐ横”にあるのです!


すぐ横、歩いて5分ほど、とは言っても・・・実際は人に
尋ねてしっかり教えてもらうまでは道に迷ってしまいました!


お墓の横を通って行きます。





到着すると、ほんとに小さなお地蔵さんなんですが・・・
実は京都でもとても有名なお地蔵さんで、全身の痛みを
取ってくださるという事です!その中でも特に歯の痛みに
効き目が大きくいつ頃からは多くの人々の信仰を集める
ようになってきたのです。


”ぬりこべ”は元々、”塗込め”から来ていて貴族の家の
寝室の事をあらわし、四方を土壁で塗り込んでその中に
仏様を祭る風習があったのです。この事により鬼を払い
安らぎを得るというふうに思われていました。(京都伏見
歴史紀行より)

明治初期の絵図には、この場所は「ヌリコベ墓」と書かれ
ていて、江戸時代にはこの信仰があった事は間違いないと
思われます。

今では・・・

『歯痛が治りますように!』とお参りしたり、ハガキを
出すだけでもお願いを聞いて下さるという話しも聞きま
した。また、6月4日には”歯痛封じ法要”が行われて
いるようです。

横に小さな小屋があり、そこでは”お札”を売っていて
お家の目立つ所に貼るか置いておくと歯痛に苦しまない
というような話を”お店のおばちゃん”に教えてもらい
ました。


京都はやっぱり歴史を感じるところですね、ほんとに!

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