【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

59.【くいしばって?】

2011-03-22 | 
【くいしばって?】

今回はスポーツをされている方には興味ある話題だと思います。
それぞれ違ったスポーツをしていても、どんなスポーツにも”
力の入れどころ”というものがあります。野球やゴルフには球
を打つインパクトの瞬間、陸上競技等では踏み込んだり飛び跳
ねる瞬間、サッカーやバスケットなどではシュートを打つ瞬間
など等・・・いろいろな形での”力の入れどころ”があります。

みなさんは奥歯をギュッと噛みしめていますか???

昔は巨人軍の王選手が打つ瞬間に奥歯を強くかみしめるのでボロ
ボロになったという話が有名でした。他には相撲の66代横綱若
乃花も強く噛むあまりに奥歯が割れたという話もあります。映像
的にはプロゴルファーの石川遼選手もテニスの錦織圭選手もイン
パクトの瞬間は奥歯をギュッと噛んでいるように見えます。 

一方で奥歯を噛まないアスリートはというと・・・
カールスイス 少し笑いながら(?)走る
マイケルジョーダン 舌を出してシュート
工藤公康投手 口を開いて投球
タイガーウッズ 舌を出してショット 等など

もちろん、技術が一番である事は間違いないのですが、奥歯を強く
噛むのと噛まないのではどちらがよいパフォーマンスをする事がで
きるのでしょう。噛む派、噛まない派それぞれに名選手がいっぱい
なのでわかりにくいですね。

統計的には最大の筋力を発揮するために70%程の人はしっかりと
奥歯をかみしめているようです。70%という数字をみると、やは
りしっかり噛む方が力を発揮できると考えるべきかもしれません
ね。最近ではガムを噛んだり、マウスガードを使用したりする人
が増えています。これはこの70%の人が”噛み過ぎる”事への対
策と言えるでしょう。ガムは口を動かす事による全身のリラック
ス効果、そしてマウスガードは体のバランス(ボディバランス)
をよくする効果も狙っています。

・・・・・・・・・ここで疑問に思う事があるのです。”声を出
すスポーツ”です。テニスはよく声を出していますが、インパク
ト後に球を押し込む時のような感じがしますし、砲丸投げなどは
少しでも気合で飛ばす!という声のように思えます。 しかし、
剣道(私もやっています)では、奥歯を食いしばるという瞬間は
全くないと言ってもいいと思います。打った瞬間には声を出して
いないといけないし、打っていない時にも声を出しています。
もし、もっと噛みしめて動けば、ギュッと噛んで打てばもっと
もっといいパフォーマンスができるのでしょうか。 ちょっと
調べたくなってきました。。。

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