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楽しく生きる方法探そう

生きてるだけで人生まるもうけ。だって、いろんなことが体験できるんだもの。
自分流・楽しく生きる方法、見つけよう。

『あなたに、大切な香りの記憶はありますか?』

2011年10月07日 | 趣味
文芸春秋社から出ている『あなたに、大切な香りの記憶はありますか?』を読んだ。
以下の8人の短編集である。
阿川佐和子
石田 衣良
角田 光代
熊谷 達也
小池真理子
重松 清
朱川 湊人
高樹のぶ子

みんな光っている作品と思えたが、特に角田光代の「父とガムと彼女」がよかった。
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推理小説を読んでいる。

2011年10月05日 | 趣味
1つは講談社文庫・内田康夫の『北国街道殺人事件』、もう1つは文春文庫・『愛と悲しみの墓標』である。推理小説は文を深読みする必要がないし、組み立てられたストーリーをただ追いかけていけばいいので、気楽に読める。
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『新・御宿かわせみ』は明治維新の話である。

2011年09月26日 | 趣味
今読んでいる 「新・御宿かわせみ」は、長く続いた江戸が終り明治になってから間もない、つまり明治4~5年の話である。武家社会の名残をとどめながら、新しい社会秩序に戸惑いながら市民が馴染んでいく様子が、実によくわかるような書かれている。
例えば日月水木金土の7曜日に戸惑っている姿など、微笑ましい程である。
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『新・御宿かわせみ』を読んでいる。

2011年09月23日 | 趣味
文春文庫で昨年8月に第1刷の『新・御宿かわせみ』を読み始めた。
……
時は移り明治の初年。時代の混乱は、「かわせみ」にも降り懸かっていた。東吾は、紺らあんで行方不明、源三郎は凶賊の手にかかり落命、麻生家も源右衛門ら三名が殺害された。だが、麻太郎、花世、源太郎ら次代を背負う若者たちは悲しみを抱えながらも、激動の時代を確かな足取りで歩きだす。大河小説第二部、堂々のスタート。
……
おもしろそうで、楽しそうだ。
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『流星ワゴン』を読んでいる。

2011年09月20日 | 趣味
また、重松 清である。
講談社文庫で『流星ワゴン』を読んでいる。
……裏表紙から……
「死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。」である。

孫が珍しく文字だけの単行本を読んでいた。
見るとこれも重松 清で、「くちぶえ番長」である。こっちの方は中学入試に関係があるので、読んでいるのだそうだ。
「おもしろいか?」って聞いてみた。
「うん、おもしろいよ」という答えが返ってきた、
つい3か月前までは、漫画本ばかり読んで、ママに叱られていた人間が、ちょっとの間で変わった。
子供の変身は早い。
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『ビタミンF』を読んでいる。

2011年09月10日 | 趣味
新潮文庫で重松 清の『ビタミンF』を読み始めた。重松作品は今回が初めてである。
……裏表紙から……
38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいにやら。36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。一時の輝きを失い、人生の〝中途半端〟な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。「また、がんばってみるか――」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。直木賞受賞作。

自分の世代ではない人の感覚に、こちらも同じ感傷に浸るという同一感を味わっている。
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『御宿かわせみ』を読んでいる。

2011年09月08日 | 趣味
文春文庫で平岩弓枝の『御宿かわせみ』を読んでいる。
この本は1995年に刷られたもので、だいぶ痛んでいる。字も小さい。
しかし内容はいい。
人の気持ちを掴んだ内容であるし、温かい。
御宿の女将と与力になる予定の若者の2人が主人公の物語である。
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『鏨師』を読んでいる。

2011年09月06日 | 趣味
文春文庫え平岩弓枝の『鏨師』を読んでいる。同名の作品の他に「神楽師」「つんぼ」「狂言師」「狂言宗家」が載っている。
鏨師は平岩弓枝が直木賞を取った作品である。
……
無銘の古刀に名匠の偽名を切って高価な刀剣にみせる鏨師。その並々ならぬ技量を見破る刀剣鑑定家。火花を散らす名人同士の対決に恩愛のきずながからむ厳しい世界をしっとりと描いた第41回直木賞受賞作「鏨師」のほか著者が得意とする芸の世界に材を得た初期短編集。(裏表紙より)
……
である。
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性善説と性悪説

2011年09月04日 | 趣味
恥ずかしいことではあるが、性善説を唱えた人は孟子だ、ということを知らなかった。まして性悪説を唱えた人が荀子だということも勿論知らなかった。
そんな基本的なことを知らずして、マクレガーだやれハーズバーグだと説きながら、社員教育の仕事をしていたことを、今になって恥じている。

一昨日読み終わった山田智彦の『罠の行方』に載っていたことで、衝撃を受けているところである。
こんな衝撃を受けられるのも、読書の恩恵かと思う今日この頃である。

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『罠の行方』を読み始めた。

2011年08月31日 | 趣味
朝日新聞社から出ている山田智彦の『罠の行方』を読み始めた。
また山田智彦である。
バックグラウンドは銀行の世界が絡んだ話なので、前回の「銀行崩壊」に似ている。
ただし今回は親に見捨てられ、母に先立たれた孤独な少年が主人公である。
家内の前で声を出して読み始めたら、「後であらすじを教えて…」だって。
今、すっかり智彦ファンになっている。

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やまあらしのジレンマ?

2011年08月30日 | 趣味
山田智彦の「銀行崩壊」を読んでいたら、面白い言葉を初めて目にした。もっとも初めてなのは私だけかもしれないが…。
それは「やまあらしのジレンマ」というものだ。
人間同士の微妙な距離感、それも良くもなく悪くもない距離。  
これって実は難しいものだとおもう。
よくある例として、もっと親しくなろうとして、互いに相手を傷つけてしまうことだ。
逆に、距離を置いてしまえば、疎くなってしまう。

これってショーペンハウエルの言葉かしら?

フロイトによるこの寓話の心理学的な解釈は、『夫婦、親子、男女等が互いに親しくなって近づきあえばあうほど、利害関係の密接さによって互いが傷つけ合い、憎み合う様子』だそうだ。

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『銀行消失』を読み始めた。

2011年08月26日 | 趣味
講談社文庫で山田智彦の『銀行消失』を読み始めた。

また裏表紙から……
「ポスト・バブル―――。長期不況下、巨大化する不良債権に呻吟する金融業界。リストラの限界に挑む都銀にひろがる、救済合併や倒産整理の噂。神話を覆す〝銀行倒産〟を予見し、業界再編の極秘プランを描く迫真の銀行小説。現役の銀行監査役の著者が、業界内部から描いた話題の長編。
……

1997年2月に初版されたものであるが、今読んでも新しいテーマである。弱肉強食社会を姿を描き上げたもので、資本主義社会の当然の姿を描いたものと言える。

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『錦』を読み始める。

2011年08月22日 | 趣味

中央公論社から出ている宮尾登美子の『錦』(ハードカバー)を読み始めた。

PR文章から…
「熟練たる錦の魔力に惹かれた男。男に魂を吹き込む女たちの愛と哀しみ」宮尾文学の集大成…

若くして京都・西陣で呉服の小売りを始めた菱村吉蔵は、斬新な織物を開発し高い評価を得る。しかし模造品が出回り辛酸をなめた末、元大名の茶道具の修復をきっかけに、より高度な作品を手掛けるようになった。そして、ついに、法隆寺の錦の復元に挑むが……。
織物に全てを懸けた男の生涯を描く渾身の大作。

……
宮尾登美子が実在の人物を描いたもので、2008年6月に初版が出版された。手元にある本がそれである。

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『怪盗ジバコ』を読んでいる。

2011年08月21日 | 趣味
北 杜夫の『怪盗ジバコ』を読んでいる。
とても面白い。そして何にも残らない。
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『つい披露したくなる酒と肴の話』がおもしろい。

2011年08月16日 | 趣味
今、小学館文庫で東京農業大学教授である小泉武夫の『つい披露したくなる酒と肴の話』を読み終えた。
(裏表紙から)
……
飲めばすなわち、全身から芳香たちのぼる中国の美酒がある傍ら、うじ虫を食して酔いを発する天下の奇酒。酒の権威が飲み歩いた、世にある銘酒列伝、抱腹絶倒の体験談。
東に呑んべ自慢、酒合戦の故事あれば、西にアル・カポネ氏活躍の禁酒法あるときけば、訪ねて酒事情をを検証する。昔から今に到る人と酒にまつわるエピソードの数々。
さらには世界に誇る日本酒の造り方の秘密。発酵や醸造の専門知識にまで及ぶ、下戸が読んでも、思わずしらず、グラスに手が伸びようか、という一冊。

実は私は日本酒はあまりやらない。強すぎるからだ。だけどこの本を読んで、いわゆる「お酒」を飲んでみたくなった。
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