5歳ともなるとお正月とか大晦日の意味が少しは分かってきたようである。
女の子だからか、おしゃべりが烈しくなるのである。全ての話し方に「強のプロミネンス」と「高のイントネーション」でしゃべりまくるから、気の弱いおじいちゃんや小4の男の子、それにパパなど(つまりわが家の男ども全員)は、もう圧倒されてしまう。
「○○ちゃん、うるさい!」とママ。
だけどプロミネンスとイントネーションは変わらない。
「○○ちゃん、うるさいヨ!!」とまたママ。
「いいじゃないの、お話ししてるんだから」とオバーチャン。
「でもうるさい!」とまたママ。
「いいのに!」と、今度はオバーチャンの大きな声である。
と、こんな過程を経て、女の子は普通の子どもになる。
女は強いって、本当だ。
エンゼルフィッシュを2匹、水槽ごといただいた。
ご近所のあるお店が止めることになり、店にあったこのセットをいただいたのである。
孫の二人が長い時間、二匹の魚が泳ぐ姿を目で追っていた。
はじめてご対面した時の写真を載せておこう。
今年最後のNPO活動である。
㈱学宣の社員と講師陣との合同忘年会である。それにマジックで参加した。大きなレストラン(新宿京王プラザホテルのグラスコート)なので、会場の一部で催された。参加者は20名程度であったろう。
他のお客さんの邪魔にならないように気を付けながら、おとなしく4種類のマジックを披露した。
演目は「3枚カード」「3本ロープ」「インディアンバッグ」「神田ばやし」であった。
このような場所でやる演目を持っていなければならない、そんなことを感じた。
主演者はマイミストの久保田洋治氏、アシスタントは細井敏朗氏、それと室尾武久の3人で担当した。
演目はツカミに「伸びる手」、それとストーリーのある「壁・階段・風船で構成された{逃げる}」である。
「エスカレーター」と「階段」は実演したあと、会場の方々に参加してもら演技指導が行われ、これには児童だけでなく父兄も参加し、順番待ちで列が出来るほどであった。
パントマイムという芸が100人以上いた児童と父兄・関係者を巻き込んで、会場は笑いと驚きの渦に巻き込まれた。
すごい。
帰り道では仲間の一人に児童(中学生ぐらいの女の子)が腕組みをせがみ、バス停まで一緒に歩いていた。
わが家では23日にそれらしきものはやってしまった。
5歳の女の子と10歳の男の子(両方とも孫)がいるので、まね事だけでもやらなければならない。
家の明かりを全部消して、ロウソクの明かりだけでお祈りをする。
それをやろうとした。
そうしたら5歳の孫が大きな声で「こわいからやめて!!」だって。
なんと、去年も明るい光の中でロウソクが灯っていたことを思い出した。
まねごとでもいい。1つひとつが思い出づくりなのだから…。
出前するところはコミュニケーション・アカデミー{㈱学宣}である。
お声を掛けてくれた方は、当社社長の藤代圭子氏である。
当社が社員と関係者で忘年会をするについて、お声を掛けていただいたものである。
出演料もいただけるそうだ。
場所は新宿京王ホテル・2階のグラスコートである。
出演時間は20分間ほどであるが、先にやったセールス・フォースマネジメント研究会の出し物に少し趣向を変えて、五演目をやろうと思う。
昨日、日経ホールにて日本経済新聞社・日経ビジネススクールが主催した『2010年、これからの経営戦略と組織・人材マネジメントの方向性を探る』と題するセミナーを受講した。
講演者は二人である。
武藤泰明氏(早稲田大学教授)の「2010年からの経営環境と経営戦略の方向性」である。レジュメの総括だけを記録しておこう。
・これからの世界経済は振幅が大きくなる。
・アメリカの銀行はもう1度死ぬことになる。
・過去4年間の成長率で日本は世界で最低であり、これからもサイズダウンが続く。
・日本はデフレからスタグフレーションになろうとしている。
・結局、貯蓄が消費に勝つだろう。
さて…
・競争戦略ではなく市場戦略に変換していくことにある。
・シナジーからケイパビリティへ変換する。
・2つのCROWD(群集、CLOUDではない)がキーワード。
①crowd sourcing
②意思決定における個人への依存度が低下。
・人材の多様性が不可欠だ。
・みんなの意見は、あんがい正しい。
高橋俊介氏(慶応義塾大学大学院教授)の「ダイバシティーとグローバル」の公演も趣旨だけ書いておく。
・今こそ経営者の「経営観」がためされる時である。
・ダイバシティーが進展する。
・今なぜダイバシティーがこんなにさわがれるのか(異質の人間のぶつかり合いがいい)。
・組織環境変化とリーダーシップの変化、「変化」「多様性」「自立性」がキーワードだ。
・健全な人間観の構築すべきである。
・考え方のレベルの伝達がリーダーシップに重要である。
・柔軟に学習し成長し続ける応力が必要である。
お二人の先生の話では共通していることが多かったが、その中で特に印象深かった点は、武藤先生はこれからは振幅時代だ、ということであり、高橋先生は人材の育成が企業の最大の成長要因である、人材の育成に手抜かりがあってはならないということであった。
先生のお話のテーマは「能に映る現代」であった。
お話の中心は意識である。
先生のお話をあえて結論付ければ、「人は意識を通じてものごとを見ており、しかも人はその意識の中から出られないも」だ、また「情報は過去のものであり、変わらないものだ。つまり情報化社会とは変わらないものが増大していく社会である」ということになろうか。
年賀状を書き出した。
今年初めにいただいた年賀状を見ていたら、いいのに出会った。
(もらった時はしげしげと見ることはまず無い。自分が出した相手かどうか、もし出した相手ではない人からのものなら、早速こちらからも出さなければならないから、スピードを要求される。書いてそれを投函すればホットする。それで終わりだ)。
しかし、今年いただいた年賀状を見ながら来年のを書いていると、なんとすばらしいものが含まれていたのかと、感心する。
その中にあったものだ。荘子の言葉だ。
……
「君子の交わりは 淡きこと水の如し
小人の交わりは 甘きこと醴(あまざけ)の如し
君子は淡くして 以て親しみ
小人は甘くして 以て絶つ 荘子
……
いい言葉だ。
「朋あり、遠方より来る。亦楽しからずや」。この言葉にも味がる。
昨日、渋谷のオーチャードホールで開催された「ザ・グレンミラーオーケストラ2009」に行ってきた。
もちろん会場は満員だった。
さて、この会場の雰囲気が普通のクラッシックのコンサートと大いに異なっていた。
それは観客は男性が多い、ということである。大体コンサート系の会場は女性が圧倒的に多いものだが、今回は頭の毛の薄いあるいは白い高年齢の男性が実に多いことである。
私どもの席は1階の少し後ろのほうであったので、前の方を見ると、白くて薄い頭の多いこと多いこと。
それだけそういう人たちに人気のあるオーケストラなのだろう。しかし、あと5年もすれば今日会場に来ていた人たちは、よぼよぼになってしまうだろう。そうなれば、この楽団も日本に来なくなるだろう。
そして何より、自分がどうなっているかわからない。
だから、今日という日を大切にしなくでは…
と、まあ、コンサートの余韻を楽しめるどころか、ちょっと寂しい気分で、帰ってきた。
ところが少し時間が過ぎて考えてみると、この薄毛と白髪族は、みんな時間があって知恵があって、しかも金がある世代である。この層こそマーケティングの戦略的攻略対象ではないか。そんなことを考えて、ちょっと生き返ったのであった。
先日、私どもNPO法人の web-page (ホームページ)をご覧いただいて、下にあるようなメールをいただいた。
早速、仲間と相談し、パントマイムの独演会を催すことに決めた。
与えられた時間は30分間ということなので、マイミストによる演技だけでなく、会場にいる人たちにも参加してもらい、簡単なワークショップを取り入れた楽しい舞台にしようと、概要は決まった。
主演者はわが「NPO法人楽しいひととき出前どころ」のエースである久保田洋治氏である。
当日、会場に行くのは主演者とアシスタント(細井敏朗氏)、およびマネジャー(室尾武久)の3人である。
私どもが最も奉仕したい範疇にあるお相手である。心を込めてサービスしようと、3人は心を一つにした。
…………
『はじめまして。
私は東京都三鷹市にありますNPO法人なかよし会という障害児の放課後施設で指導員をしているものです。
今回メールさせていただきましたのは私どもの施設で「おたのしみ会」という利用者に向けたイベントを12月26日(土)に開催する予定なのですが、その中で一緒にイベントを盛り上げていただけるボランティアでのステージ出演者を探していたところ貴会のホームページを拝見させていただきました。
もし貴会の主旨と、今回の日程で出演可能であればぜひ、一緒に盛り上げていただければと思います。
また、おたのしみ会の概要は以下のとおりです。
日時:12月26日(土) 14:00~16:30
場所:三鷹市社会教育会館(東京都三鷹市下連雀六丁目13番13号)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_sections/shakyo/index.html
内容:スタッフによるハンドベル・楽器演奏、利用者によるダンス、プレゼント交換など。
以上になります。
よろしくお願いします。
--
NPO法人 なかよし会
小林 靖彦 』
…………
昨日、東京メトロ・表参道駅上にある青山ダイヤモンドホールで行われたセールス・フォース・マネジメント研究会の忘年会に招かれ、20分間のマジック出演した。
参加者は24名で、会長の早稲田大学名誉教授の田中由多加先生は欠席していた。出演料もいただいた。
マジックは五種類やったが、最後の最も魅力的なマジックである「神田ばやし」を失敗してしまい、この演目の失敗は連続の2度目である。
どんなマジックか…
スーツの両腕を通ったロープで若くてきれいな女性(今回は奇跡的に、そんな女性がいたのである)の胴を縛る。気合とともにスーツは床に落ち、女性はロープから脱出できる、そんなマジックなのだ。
ところが失敗してしまい、多くの観衆の前で、ただ若くてきれいな女性を縛り上げただけで終わったのである。これじゃー、単なるセクハラに過ぎないじゃないか!!
恥ずかしい以前に、申し訳ないことをしてしまった。
そのすぐ後で分かったのであるが、その若くてきれいな女性は、なんとなんと、港区区会議員の、なかまえ由紀女史であった。
昨日の日曜日、上北沢にある BLUE BOAT STUDIO で開かれた「私たちの人生にプレゼント」のライブに行ってきた。
出演者は齋地珠理子さん(朗読)、佐野涼子さん(VOCAL)、友情出演で熊田光孝さん(朗読とMC)、そえにピアニストの4人で、とても小さくてかわいい会であった。
約2時間が、とても短く感じられるほど、小さい会場にイッパイ心がこもっている催しであった。
生きているって、いいなー、と感じながら帰ってきた。
3日前の11月30日のことであるが、サービス産業生産性協議会が主催する「業務革新フォーラム」に出席した。
場所は永田町にある都道府県会館1階大会議室で、13:30から開始された。
開会の挨拶
①㈱ジェイティビー社長 田川博己氏
②東京大学大学院工学系研究科精密機械工業専攻教授 新井民夫氏
③経済産業省商務情報政策局参事官 城福健陽氏
パネルディスカッション
「サービス提供プロセスの“見える化”による業務革新」
モデレーター 産業技術総合研究サービス工学研究センター次長 内藤 耕氏
①パネラー ネットオフ㈱社長 黒田武志氏
②㈱喜久屋副社長 島田善明氏
③㈱ロイヤルパークホテル会長 中村 裕氏
今回のセミナーに参加して、サービス品質の向上と生産性のl向上がトレードオフの関係ではなく、むしろ品質向上が生産性向上となる過程と、その意味が大分理解できた。
得るものが多かった。