今は石川英輔の『大江戸神仙伝』を読み始めた。
この物語は、サラリーマンであったバツ一の中年男性が突然江戸に舞い降り、そこで生活するときの戸惑いとか面白さを書き著したものである。そこで若い女性と知り合い、互いに好き合うというストーリー構成である。
作品はフィクション仕立てではあるが、江戸の庶民の生活を深く研究した作家が書いているものであって、そんな時代の人々の生活状態を知る上で、とても参考となる読み物となっている。
今、地球はとても環境破壊が進んでしまっていて、地球を守るバリアであるオゾン層も破壊されている。この宇宙船地球号は病んでいる。
江戸は「完全な自給自足経済で、完全なリサイクル社会であった」と言われている。
江戸を研究するこによって、今の自分達の生活をよりエコに近づかせるヒントが多く見つかると思うのだが…。