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楽しく生きる方法探そう

生きてるだけで人生まるもうけ。だって、いろんなことが体験できるんだもの。
自分流・楽しく生きる方法、見つけよう。

『司法戦争』を読む。

2011年12月02日 | 趣味
講談社文庫で中嶋博行の『司法戦争』を読みだしたところだ。
……
沖縄で最高裁の判事が殺された。判事はなぜ死なねばならなかったのか。
東京地検、法務省、内閣情報室、警視庁、あらゆる国家権力を巻き込みながら潜行していく巨大な陰謀がついに暴かれる。
現役敏腕弁護士ならではのリアリティ。司法制度を根本から問い、日本を震撼させるリーガル・サスペンスの最高峰(同裏表紙より転記)
……
である。
読みだしたら止まらない。徹夜してしまうかも!!
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『ショートショートの広場』だ。

2011年12月01日 | 趣味
講談社文庫で阿刀田 高の『ショートショートの広場』を読んでいる。
……
ほんの数ページのストーリーに、面白さのスパイスをたっぷりきかせたショートショート。誰も考えつかないような突飛な設定、読みだしたら止まらない意外な展開、ラスト1行でのどんでん返し。日常の喜怒哀楽とはひと味違う感動が人生を変えるかもしれない。短編小説の名手が厳選した膳3編への選評付き。(裏表紙より転記)
……
アマチュアの秀作をそろえてあるようだが、なかなかのものもある(個人的見解)。
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『孤独な噴水』を読んだ。

2011年11月28日 | 趣味
『孤独な噴水』は吉村 昭である。
……
玩具工場で働きながら着実にその頭角を現してゆく若いボクサーを翻弄するさまざまな不幸。病的な賭博癖のある凶暴な父親、家庭を捨て病を得て戻ってくる母親、知能に障害を持つ姉、強奪される恋人――。そして弱小ジムに籍を置くボクサーとしての不運。この孤独な若者を待ち受けるものは。……(裏表紙より転記)
という内容である。
なんとも息が詰まってしまう読み物である。
でもこれを読んで、若者悩みとそのエネルギーだけはもらえた。
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『戦史の預言者たち』はすごかった。

2011年11月26日 | 趣味
文春文庫で吉村昭の『戦史の預言者たち』を読んだ。
第2次世界大戦当時、実際に現場で活躍していた人たちの話だから、とても臨場感のある話が盛り込まれている。
作家吉村昭との対談集としてまとめられている。
……「戦艦武蔵」「深海の使者」といった多くの戦記文学の名作を創作した著者が、その綿密な取材の過程で出会った体験者ならではの貴重な証言を生の声で再現し解説する。巨大戦艦の進水の秘話、連合艦隊の司令長官の戦死とそれにまつわる隠された事実、沈没した潜水艦の悲劇とその引き揚げ時に現出した軌跡など、驚くべき事実の数々。(裏表紙より転記)
……
とても心に響いた。
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『桜田門外ノ変』(下)よ読み終えた。

2011年11月24日 | 趣味
今日、新潮文庫で吉村 昭の『桜田門外ノ変』下巻を読み終えた。
……
水戸の下級武士の家に生まれた関鉄之助は、水戸学の薫陶を受け尊王攘夷思想にめざめた。時あたかも日米通商条約等をめぐって幕府に対立する水戸藩と尊王の志士に、幕府は苛烈な処分を加えた。鉄之助ら水戸・薩摩の脱藩士18人はあい謀って、桜田門外に井伊直弼をたおす。が、大老暗殺に呼応して薩摩藩が兵を進め朝廷を守護する計画は頓挫し、鉄之助は潜行逃亡の日々を重ねる……。(裏表紙より転記)
……
これで、吉村文学の神髄に触れることができた。
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TTPと井伊直弼対尊王攘夷派

2011年11月21日 | 趣味
今、吉村 昭の『桜田門外の変ー1』を読んでいる。
井伊直弼を頭にした開国派と尊王攘夷を唱える水戸藩との対立は、今、日本を2分する議論となっているTTPに参加するか否かの議論と極めて似ている。
ある程度の危険を冒してでも条約を締結し、外国からの侵略を避けようとする井伊直弼は、野田総理であり、それに対して絶対反対を唱えている農業団体は水戸藩、という構図となる。

本では、結局、日本は開国することになったのである。そしてその後明治維新を迎えることになった。
さて、これからの日本にとってTTPに参加する方に行くのか、拒否して独自の道を進むのか、まだよくわからない。しかし時間は過ぎていく。


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『桜田門外ノ変』を読みだした。

2011年11月17日 | 趣味
今度も吉村昭だ。今度は新潮文庫の『桜田門外の変』である。
……
安政七年(1860)三月三日、雪にけむる江戸城桜田門外に轟いた一発の銃声と激しい斬りあいが、幕末の日本に大きな転機をもたらした。安政の大獄、無勅許の開国等で独断専行する井伊直助老を暗殺したこの事件を機に、水戸藩におこって幕政改革をめざした尊王攘夷思想は、討幕運動へと変わっていく。襲撃現場の指揮者・関鉄之助を主人公に、桜田事変の全貌を描ききった歴史小説
……(同裏表紙より転記)
である。

幕末から明治の初めにかけて、関心と興味を持っている自分にとっては、やはり読んでおかなければならない一冊である。

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『アメリカ彦蔵』を読んでいる。

2011年11月15日 | 趣味
またまた吉村 昭だ。
今度は新潮文庫の『アメリカ彦蔵』である。
……
嘉永三年、十三歳の彦太郎(後の彦蔵)は船乗りとして初航海で破船漂流する。アメリカ船に救助された彦蔵らは、鎖国政策により帰国を阻まれ、やむなく渡米する。多くの米国人の知己を得た彦蔵は、洗礼を受け米国に帰化。そして遂に通訳として九年ぶりに帰還し、日米外交の前線に立つ――。ひとりの船乗りの数奇な運命から、幕末の日米二国を照らし出す歴史小説。(同裏表紙より転記)
……
である。
明治維新よりだいぶ以前の物語であるが、明治の初めの時期に関心のある私にとっては、興味津々な内容である。

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『月とメロン』です。

2011年11月13日 | 趣味
昨日から文春文庫で丸谷才一の『月とメロン』を読んでいる。
おもしろい。
……
フレンチ・キスの普及はフランス内務省による陰謀である、という噂。日本人の背広とシャツがネクタイに比べて地味である理由――愉快でためになる15編の知的エッセイをご堪能ください。ところで、自宅前の急坂に名前がないのが不憫で仕方がない丸谷さん。目黒で一番有名なものにちなんで自ら命名することに……!?(裏表紙より転記)
……
この本を読めば、話題を増やせる。(と思う)
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また、吉村 昭だ。

2011年11月11日 | 趣味
先週から吉村 昭の著作を読んでいる。それは講談社文庫から出ている『私の好きな悪い癖』である。
……
幼い頃の下町・日暮里での暮らしから、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(裏表紙から転記)
……
である。
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『季節風 冬』を読んでいる。

2011年11月08日 | 趣味
近所の図書館で借りてきた文春文庫で、重松 清の『季節風・冬』を読んでいる。
……出産のために離れて暮らす母親のことを想う5歳の女の子の素敵なクリスマスを描いた『サンタ・エクスプレス』ほか「人の〝想い〟を信じていなければ、小説は書けない気がする」という著者が、普通の人々の小さくて大きな世界を季節ごとに描き出す「季節風」シリーズの「冬」物語。
……
なかでも「ネコはコタツで」がとてもいい。
前に読んだ人も私と同じところで涙を流したのだろう、そこの部分だけが数ページ水に濡れたようになっていた。
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『ポーツマスの旗』はおもしろい。

2011年10月29日 | 趣味
昨日から、新潮文庫で、吉村 昭の『ポーツマスの旗』を読んでいる。
これは外務大臣・外村寿太郎の物語である。伝記ではない。

……
日本の命運を賭した日露戦争。国民の多大な期待を肩に、全権・小村寿太郎はポーツマス講和会議に臨んだ。ロシア側全権ウイッテルとの緊迫した駆け引きの末に迎えた劇的な講和成立。しかし樺太北部と償金の放棄は国民の憤懣を呼び、大暴動へ発展する――。近代日本の分水嶺・日露戦争に光をあて、名利を求めず交渉妥結に生命を燃焼させた外相・小村寿太郎の姿を浮き彫りにする長編
……
である。
とてもおもしろい。
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『暗渠の宿』を読んだ。

2011年10月17日 | 趣味
新潮文庫で、芥川賞作家・西村賢太の『暗渠の宿』を読んだ。

……
貧困に喘ぎ、暴言をまき散らし、女性のぬくもりを求め街を彷徨えば手酷く裏切られる。屈辱にまみれた小心を、酒の力で奮い立たせても、かたやりば無い怒りに身を焼かれるばかり。路上に果てた大正期の小説家・藤澤清造に熱烈に傾倒し、破滅のふちで喘ぐ男の内面を、異様な迫力で描く劇薬のような私小説二編。デビュー作「けがれなき酒のへど」を併録した野間文芸新人賞受賞作。
……
である。
とてもきつい表現の言葉が多く出てくる。
私小説は、その人の本音が出てないと、おかしい。この作品はそれがよく出ている。
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『季節風・春』を読んでいる。

2011年10月14日 | 趣味
文春文庫で、重松 清の『季節風・春』を読んでいる。
……
古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子供が生まれたばかりの共稼ぎの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」ばど、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短編集「季節風」シリーズの春物語。
……
である。
行きつけの図書館に、「夏」と「秋」編の予約を入れておいた。
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『崩壊の家』を読んだ。

2011年10月13日 | 趣味
集英社文庫で笹沢左保の『崩壊の家』を読んだ。
……
いつもきまって金曜の夜、松坂家は嵐のような状態になる。長男で高校1年の昌夫が、母を相手に殴る蹴るなど暴れまくるからだ。が、ある夜、近くの寺の境内で、何者かに昌夫が殺されていた。昌夫が残したダイイング・メッセージは、〝愛子"という女性の名前だった。それは彼の母と同じだったことから……現代社会の病弊を鋭くあがいた長編ミステリ。
……
とても読み応えがあった。
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