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楽しく生きる方法探そう

生きてるだけで人生まるもうけ。だって、いろんなことが体験できるんだもの。
自分流・楽しく生きる方法、見つけよう。

『解雇』を読んだ。

2011年08月14日 | 趣味
小学館文庫で山田智彦の『解雇』を読んだ。裏表紙からの転記。
……
久々に集まった学生時代の仲間が、昔に帰ってオーケストラをやろうということになった。
こんな出だしで始まる本書の展開は、いつの間にか管理職としての苦労話や、愚痴の聞き合いになってしまう。その愚痴の原因は「不況対策」である。管理職でありながら肩をたたかれたり、社員の解雇を企んだり、立場上の苦悩は並大抵ではない。製鉄、家電、コンピューター関係、大新聞社などの有力社員たちですら深刻だ。
ある会社が選んだという「解雇予定者の基準」には、小説とはいえ、「ドキッ」とさせられるものがある。こんな時代だからこそ自分を見つめ直すサラリーマン必読の書。海江田万里氏の解説も秀逸。

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『崩壊』を読もう。

2011年07月28日 | 趣味
小学館文庫から出ている山田智彦著である『崩壊』を読み始めた。
裏表紙から…

「経営の三原則は「ヒト、モノ、カネ」と言う。物と金の調達はさして困難ではない。
実は「人」の問題が最も厄介なのだ。人を重視し、利用することによって経営の基盤を強化することが会社の将来を保証する。
誰しもが経営に熱中する中で、
著名著名財界人が正体不明の男たちに拉致された。日本経済を操る地下組織の仕業か、海外マフィアの陰謀か。彼らの真の目的は? バブルに踊り疲れた日本経済の黒い断面を鋭く抉る、企業サスペンス」

これからしばらく、楽しめそうだ。
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『仮想集団』を読み始めた。

2011年07月18日 | 趣味
新潮文庫で山崎豊子の『仮想集団』を読み始めた。
山崎豊子の代表作の一つであろう。

……
すぐれた企画力で大阪勤音(勤労者音楽同盟)を牛耳っているニヒルな敏腕家流郷正之は、勤音内部の政治的な傾斜を感じている。勤音組織は人民党とつながっているのではないだろうか? 党との関係を探るため、流郷は美貌の経理責任者江藤斎子と情事を重ねた。だが、全てを知った時、流郷は……。政治の手で操られる集団の不気味なエネルギーを綿密な調査と豊かな筆力で描く長編
……

さて、どうなるか、楽しみである。

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オーランドーは読めなかった。

2011年07月15日 | 趣味
図書館からヴァージニア・ウルフ コレクション「オーランドー」を借りてきた。
ある小説で紹介されていたので、これはおもしろそうだと思って、借りてきた。
しかし、読み始めて、すぐに止めた。
読んでいて疲れてしようがない。

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『四日のあやめ』を読んでいる。

2011年07月11日 | 趣味
新潮文庫で山本周五郎の『四日のあやめ』を読んでいる。
……
武家の法度である喧嘩の助太刀のためのみを、夫にとりつがなかった妻の行為をめぐって、夫婦の絆とは何かを問いかける『4日のあやめ』。娼婦仲間との戯れに始まった恋であるがゆえに、一子をなしながらも、男のもとから立ち去ろうとする女を描いて周五郎文学ならではの余韻を残す『契りきぬ』。ほかに『ゆだん大敵』『貧窮問答』『初夜』『古今集巻之五』『燕』『榎物語』などがおさめられている
……

そろそろ読書にあまり時間を避けることができなくなりそうだ。
7月はNPO法人の今事業年度が終了する。
9月の敬老の日前後の出演依頼が来る。
この2つだけで、相当忙しくなる。
事業年度が終了すれば法務局や所轄庁へいろいろな書類を提出しなければならない。そのための資料を作らなければならない。

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『丘の上の向日葵』を読んでいる。

2011年07月08日 | 趣味
新潮文庫の『丘の上の向日葵』を読んでいる。
これも『遠くの声を捜して』と同じ作家は山田太一である。

……
平穏堅実な家庭生活を営む中年の会社員が、帰宅の途中、見知らぬ美女を家まで送るはめになり、そこで意外な事実を打ち明けられた。以前、たった一度、自分を相手に身体を売った時の子供が、いま高校生で身体に障害があるという点…。女の美しさ妖しさに惹かれつつも、日常と非日常のあいだを揺れる男の内面を描いて、現代の性と家族のありかたに波紋を投じる、著者会心の長編小説
……
である。
何か、ひやひやしながら読んでいる。

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『遠くの声を捜して』を読んだ。

2011年07月06日 | 趣味
新潮文庫で山田太一の『遠くの声を捜して』を読んだ。
不思議な世界に導かれてしまった。
以下は裏表紙からの転記である
……
このめくるめく淫蕩な感覚はなんなのだ……深い感情のかなたから、それはやってきた。不意打ちだった。
アナタハ、ダレ、ナノ。結婚間近の二十九歳の青年を突然襲った正体不明の女の声。テレパシーのように届く声は、いったい誰なのか。日常を激しく揺さぶられながら覚醒していく青年は、ついに声の女性と出会う時を迎えた……。独自の愛の世界を描いた山田ファンタジー。
……
である。
だんだん盛り上がっていく緊迫感がいい。

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『弥太郎さんの話』を読み始めた。

2011年07月05日 | 趣味
新潮文庫で、山田太一の『弥太郎さんの話』を読み始めた。
裏表紙から…
「突然、はがきが届いた。甚野弥太郎。30年前に行方が分からなくなっていた男だった。久しぶりに会った私に、弥太郎さんは途方もない話をする。戦後、米軍将校の日本人殺しを目撃して30年監禁されたと言うのだ。その後も呼び出されて奇妙な記憶の断片を聞かされ、浅草のなじみの店で「惚れた女」美保に出会う。私は彼女に惹かれ始め、次第に弥太郎さんの語る人生の闇に引き込まれていく」
……

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『ちいさこべ』を読んでいる。

2011年07月04日 | 趣味
この土曜と日曜日で新潮文庫版で山本周五郎の『ちいさこべ』を読んでいる。
表題作のほかに各々中編の「花筵」「ちくしょう谷」「へちまの木」がおさめられている。
どれもいい作品であるが、やはり「ちいさこべ」がいい。江戸時代の大工の棟梁の物語である。
……
重次は川越に出仕事にいっていたので、その火事の事を知ったのは翌日の夕方であった。当日の晩にもちょっと耳にした。川越候(松平直温)が在城なので、江戸邸から急報があったのだろう。かなり大きく焼けているというはなしだった。江戸で育った人間は火事には馴れているし、まだ九月になったばかりなので、かくべつ気にもとめなかった。
……
という書き出しで始まる人情話である。
実はこの火事で重次の父(棟梁)と母は亡くなっているのである。


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『つゆのあとさき』を読もう。

2011年06月27日 | 趣味
昨日まで『五輪書』を読んでいた。小さな本だが意外と時間を要した。
今度はガラッと変えて、純文学の永井荷風としよう。
図書館で借りてきたのは岩波文庫『つゆのあとさき』である。
以下、裏表紙からの転記である。

……
銀座のカフェーの女給君江は、容貌は十人並だが物言う時、「瓢の種のような歯の間から、舌の先を動かすのが一際愛くるしい」女性である。この淫蕩だが逞しい生活力のある主人公に、パトロンの通俗作家清岡をはじめ彼女を取り巻く男性の浅薄な生き方を対比させて、荷風(1879-1959)独特の文明批評をのぞかせている。
……
というものである。

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『五輪書』を読んでいる。

2011年06月23日 | 趣味
宮本武蔵(正式名は宮本武蔵玄信)著の『五輪書』を読んでいる。司馬遼太郎がこの本と『歎異抄』を名文と言っていたようだ。
今回は渡辺 誠の新訳でPHPから出版されたものである。もちろん原文も載っている。
まだ途中ではあるが、まるでマネジメントの本を読んでいるようだ。いや経営指南書のようでもある。
五輪書の第五巻目は「空の巻」である。
その最後のところを転記しておこう。

……

『空は有善無悪 智は有也 利は有也 道は有也 心は空也』

である。詳しく知りたければ読むことだ。

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『笑いの世紀』は面白い-7

2011年06月19日 | 趣味
『笑いの世紀』からの最後の引用である。

……
四歳の男の子が、病院でレントゲン検査を受けることになり、「写真を撮るからね」と言われたら、その子はレントゲン技師に向かってVサインをした。
……

我家にも孫が2人いるが、病院に行く時はいつもガチガチに緊張し、2人ともこの本に載っているような余裕のある子ではない。

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『笑い世紀』はおもしろい-6

2011年06月19日 | 趣味

四歳の男の子が、病院でレントゲン検査を受けることになり、「写真を撮るからね」言われたら、その子はレントゲン技師に向かってVサインをした。
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直木三十五の『剣豪もの』。

2011年06月17日 | 趣味
大東出版社からでている直木三十五の『日本剣豪列伝』を読んでいる。
この本にでてくる主な剣豪を列挙しておこう。
上泉 信綱
伊藤 一刀斉と小野 忠明
柳生親子
吉岡 憲房
宮本 武蔵
佐々木 小次郎
大石 進
伊庭 八郎
斎藤 弥九郎
千葉 周作
山岡 鉄舟

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『炎環』を読み始めた。

2011年06月11日 | 趣味
今日から文春文庫で永井路子の『炎環』を読み始めた。以下、裏表紙からの転記である。

……
長い間、京の権力の前に圧迫され続けていた東国に、ひとつの灯がともった。
源頼朝の挙兵に始まるそれは、またたくうちに、関東の野をおおった。鎌倉幕府の成立、武士の台頭――その裏には彼らの死に物狂いの情熱と野望が激しく燃えさかっていた。鎌倉武士達の生きざまを見事に浮き彫りにした傑作歴史小説。
……
作者・永井路子はこれで直木賞を獲得している。


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